絵に描いたような、もとい写真のようなw青春群像。

若者が集ったらそりゃ恋でしょう愛でしょう揉めるでしょう!進路や生い立ちに悩み、不倫あり自殺未遂あり、殴り合いもw
その一方で舞台は海と水族館、ロマンチックです。珊瑚の産卵で生命の神秘に触れ、離れ小島にふたりきりで暴風雨、一緒に毛布にくるまってドキドキ(><) うひー  
嵐の中、一晩連絡がつかない状況で船を出せと迫るのが親でも指導教官でもなく友人でw 翌朝いちばんに駆けつけるのも親でなく元カノw 安否確認の前に恋のさやあてですからねえ 本当に若者だけターゲットに作ってるんですねえ。

そんなわけで、大学生のヒロインあおいは可愛い可愛い有村架純ちゃん。いやあ可愛い。
憧れの院生航汰さんに窪田正孝。いやあ爽やか。
てか若造扱いが多い窪田正孝が、ここでは皆より『大人』です  うわあ、いつの間にそんなことに(><) でも、家庭の事情に絶望してすがってくる夢花(成海璃子)を丸ごと受け入れるほどの度量はまだなくて……いやいや、結婚でもするならともかく、寄りかかられてオッケーな20代前半男子なんていないでしょう~
それでも惹かれあう航汰とあおいを中心に、元カノ(成海璃子)幼馴染(山崎賢人)メガネちゃんともう一人ときて……賑やかしの矢本悠馬がいいよねえ。「天体観測」の山崎樹範ポジションと思えばこの先絶え間なく連ドラ脇で見かけることになるでしょう。

出会って皆で仲良くなって、でも惚れたはれたで壊れて
「もうあの頃には戻れない」
なんてね。あるある。
でも、そもそもの発端、子供のための海の生き物ワークブック作りを中心にまた仲直りするんですよ。そこもあるある。ただ、突然学生を辞めて故郷に戻る航汰だけがそこにおらず……。

最後は採用面接をブッチして空港です。お父さんのコネなのにorz  搭乗前の航汰を引き止めて、公衆の面前でチューです。うひー
なんてロマンチック。
でも悪いけど、おばちゃんこの2人絶対うまくいかないと思うわ。

『ワクワクすること』を大事に
君の明日を決めるのは、君だよ

完成したワークブックに航汰が記した「あとがき」です。 これを読んで心がザワついたあおいは、よりワクワクする方、コネの大手就職より大学院での海の研究を選びました。偉いねえ……って、えええええ そこはコネも海も捨てて嫁になるワクワクじゃなきゃ、航汰といるの無理じゃない?

家業を継ぐために田舎に帰る男。
OLになるだろうあおいにも「嫉妬してしまうから」と黙って去ろうとした航汰なのに、大学院生になられてつきあえる? 遠距離が問題なんじゃなくて!自分は諦めた研究の話なんて聞けないよ。 それでも何年か遠距離で続いたとして、卒業後は? 航汰の実家近くで研究職? そんな口があるなら航汰が就職したでしょ!


幼馴染もねー。あおいが好きで好きで、好きすぎるから別の男と幸せになってくれていい、という困った人でしたけどね。じゃあ、あおいの幸せは航汰>就職なの? そんな運命の大恋愛してたっけ? 

例えば航汰フライト情報を知ってて黙っていて、まさか面談を蹴っておいかけると思わずに直前にポロっと漏らしてしまう……ならまだしも。面談会場で会うなり「いまなら間に合うよ」ってそそのかすのはどうしてー?

と、おばさん視聴者がどれだけぐちぐち言おうが、ターゲットは若者なので親世代の理屈は耳を素通りなのです。
若いってまぶしいw

海洋実習、懐かしいです。生物専攻だったので行きましたよ。甘酸っぱい思い出がいろいろ蘇りましたw ハンドブックも興味津々でスロー再生、良い出来でした。
(東出くんが居なくていい程度のチョロリ特別出演w 何も彼の展覧会で自分たちの写真をみつけなくても、自分のカメラのメモリーをふと見ても良かったじゃないw)