行ってきました「Walk On!」大阪公演1日目!
2列目中央という良席、飛び散る唾がライトに輝くのも観劇の醍醐味ですよね(^^;;;)
冒頭は茶一色の世界、歯車の様に動かされる社畜の群れ。
その統一を乱したのは突然現れて倒れた男で、それを助けた若者も歯車から外れ……。数々の「夢」が語られ出すのと共に、舞台のブロックは虹色に変わり明るさに満ちていきます。
更に天空にかかる美しい月。思わず手を伸ばす様子はメルヘンで心躍りました。
例によってのお目当は西村雅彦さん、無精髭がお素敵(^^)
倒れた男←寝てただけw その後も走ってるか電池が切れた様に寝てるか、常に周囲を巻き込んで大騒ぎのお騒がせな人なのです。躁鬱の躁状態というか。
その裏に繊細な心も持ち合わせ、リストラする側であることに胸を痛めてサラリーマン辞めてきたのですが……。実はもう一つの顔はベストセラー経済書の著者:遠藤満作。助けた若者の部屋に一冊、公園の屋台に一冊w 尋常じゃない売れ方でしょう? 印税あるだろうし、TV出演だって望めば出来そう。なんだって雇われて部長してたのか謎ですが(坂口憲二主演「君たちに明日はない」的経営改善会社でリストラを?うーん)まあそれはさておき。
「あきらめないでやってみよう!」
という満作の生き方はまっすぐ。あっちで人助け、こっちで返礼の押し売りと超多忙でw 妻子は置き去りです。すぐ勝手に人呼んでご馳走させられて、奥さん大変ですよ。
でも奥さんがね、可愛いのなんの(><)ピッカピカ笑顔の鈴木杏樹さんが場をさらいました!声も通って、初舞台なんて信じられなーい、拗ねても怒っても、ぐれても可愛い(><)
「愛してるよ」
って、あの奥さんなら会うたびに言えますよね、うん。
自宅改装のカフェなんて人が来るのか不安になりますが(せめてウッドデッキより改装古民家w)、あの笑顔が看板ならいけるのかも。
一方の主役である若者:正は石井智也さん。
七三分けテッカテカの髪にスーツのボタンぱっつぱつw(藤山寛美か、アイラインは宝塚の男役研修生かw) 幼馴染ショウちゃん(古原靖久)と、とてもタメに見えずw 更に繰り返される『お前らできてんのか』な演出は、笑ったらいいのかBL萌えしたらいいのかw
さておき、いい学校いい会社と目標を遂げて燃え尽き症候群。遺書まで書いたところで満作と知り合い、とりあえず突っ走る楽しさに目覚めていきます。ほら、生きてて良かったじゃん。詰め込んだ知識って役に立つじゃん。
昨日と違うことをしてみる。
悪いと思ったら、謝る。
隣の人と友達になってみる。
そしたら世界は変わる。
こう書き出すと、え、それだけ?という素朴さですが、案外毎日は同じに過ぎていくので……。
時折違うことをする=『歪んでみる』のっていいな、幾つになっても夢追いたいな、と素直に思えるあったかいお芝居でした。
私も思い切ってむりくり都合つけて、お友達誘ってw
ネットで知り合った方とお会いして(^^) 西村さんの素敵なところを熱く語り合ってきましたよー。そうそう今回の西村さん、ダンスも踊っちゃうんですよ!わーい
おまけに最近は終演後にサイン会がありツーショットお写真など取れてしまう様になっているんですね! 握手もしてもらっちゃったー(><) 当日に美容院行って良かった!
パンフが経済誌「Forbes」を模した装丁(表紙/遠藤満作w)で凝っていて、読み応えあったのも嬉しかったですね。
まだまだ各地回るそうですので、皆さん是非どうぞ🎵
ラスト近くの夫婦のシーン、杏樹さんの「寂しくないよ」、のセリフでいつももらい泣き(T_T)そこからの「愛してるよ」がジーンと響きます。
演出も少し変わったり、皆さんがどんどん息が合ってきてるのを感じられるのも、生の舞台ならではの楽しみです。
まだ観に行きますよー
次もサイン会あるといいなぁ♪私も美容院行ってから(*^^*)