えええええええ、今時スマホの写真に位置情報が付加されるの知らないってww

元から穴のあった綿密な計画(笑)が、間抜けな部下のせいでグダグダになった事件でした。


〈アメリカ帰りのスーパー分析官が活躍、誘拐された少年を助けられるのか?)


分析室チーフの鶴の一声で、GPS情報からクレカ/通話の履歴までサクサク判明。爽快な反面、自分がされたら嫌ですよ、怖いよ(><) 犯人と断定した相手じゃないですよ、たかが参考人程度でもうなんでも調べちゃいますよ、これドラマ演出なの?警察の実態なの?

さらにはその情報を、ちっとも捜査本部に渡さない。

お目当の西村雅彦が本部側で、被害者の身元も容疑者探しも先を越されてムッとしてるから言ってるんじゃないですよw たった4人ですべての捜査ができるかの様な描写、どうなんでしょう。


そんなわけで、分析室の愉快な仲間は

・主人公の分析官(伊原剛志)…音楽聞きながら、すべてを分析w 愛想なしで「トクボウ」を思わせます。

・潜入捜査/写真(手塚とおる)…情報収集係かな、顔芸は「太鼓持ちの達人」を(略)

・映像分析が専門(皆川猿時)…コミックリリーフw

・薬品分析が専門(佐藤めぐみ)…偉そう。


水道屋のフリでヤクザのアジトに潜り込み指紋集め、ゴミをあさって噛んだガムから誘拐された子の常用薬を検出。ガム買ったレシートから、コンビニを特定/防犯カメラで犯人特定 どーんどん情報集まります。

上記のスマホもそうですが、なんとガムについてたゲームカードの3Dバーコードを読み込んだことから、犯人の居場所は特定されたのでした! えーっと、ゲーム会社がそんなこと協力してくれるというのも怖いですがw とりあえず喘息の薬も切れてましたから、大発作の前にお子さん助けられてよかったよかった。


そこからの黒幕どんでん返しはさておき。

こういう精鋭チームものの醍醐味は、反目しあってたエリートと捜査本部とが手を組んで事件解決にあたるところじゃないんですかね。せっかく『情報だけじゃ事件は解けない」というなら、何かエリートたちのミスを本部がフォローする場面があってもよかったのに。最後まで、捜査本部はおミソにされっぱなし、精鋭チーム凄い凄いだけで終わってしまいました。

確かに凄いのでシリーズ化もありそうですが、次の機会にはもうちょっと捜査本部にも花をもたせて欲しいです。決して西村さんのためではなくてw