神戸を舞台に、あなたの知らない外商の世界。面白かった!
上客はデパートに足を運ばずとも、向こうから品を持って来てくれるよ
と、ざっくり噂には聞く外商システム。ケーキ売り場のバイトから上り詰め外商部員になって奮闘する、庶民上がりのヒロイン鮫島(竹内結子)とともに視聴者も外商の世界を学べちゃう。
じゃあ何を売るって指輪や時計や洋食器。それだけじゃなくケータリングや孫が欲しがるライダーベルト。果てはお葬式まで受注…!!
難しいのは、人気商品、企画をすればいいというものじゃなく、基本は実績とカタログ。既に取引のある=実力も危機管理も保証済みの会社をお勧め。つまりは安心と信用なんだと繰り返されます。
親しくなるあまり、友人のようになってもいけない外商部。むむむ。
神戸セレブを演じる高畑淳子や浅野ゆう子が手強かったですねw
セクハラ親父渡辺いっけいが、薄幸松雪泰子を囲ってる愛人じゃなくてよかったw
でもマダムに好かれて稼ぐイケメンくん(斎藤工) もいたりするんですが……
そいつと同居?え、ゲイ!
離婚の危機?
ノルマに届かないとクビ?
いやあ、てんこ盛りで楽しかったです
男ばかりの外商部、女の鮫島を邪魔にしていた面々がずらっと葬式の手伝いに来てくれるところはお約束とはいえうるっときましたよねー。
しかしあのタイ式キラキラの葬式はどうなのかw
故人の意思通り賑やかにするのは素敵で、確かにあれなら孫がおじいちゃんからの最後のプレゼント、変身ベルトをギュイーンと光らせてお別れでも大丈夫ですが。
クリスマスシーズンで電飾が集まらないからって、クリスマス用のを横流しして後で戻すって。納期遅れは半額割引で許してもらってOKとしても。我が家を飾る電飾が、3日間葬式に使われてましたよなんて大激怒なんじゃ…(^^;;;)
…と思ったら、金持ち喧嘩せず?皆さん優しく、お役に立てて光栄だとまで。顔の広いクンさんと友達だったのかな。
今後も担当は是非鮫島で、なんて電話があるばかりか、『さすが福久丸』と寺の電飾が話題になって会社の株もあがったそうでよかったよかった(上手く行きすぎですがねw)
伝説の外商葉鳥さん(草刈正雄)と鮫島の触れ合いも美しく、お客様のために!というスローガンも心地よく見られます。
デパートを宝石箱みたいなところ、と愛する鮫島を応援するしかないでしょう。
震災20周年を迎えて、崩壊した映像ばかりの時に綺麗でオシャレな神戸が見られて嬉しかった、という公式HPの投書にもハッとしましたね。
連ドラになったりするかしらん。
その時は、恋の行方が楽しみですねえ。イケメンくんと鮫島、じゃなく羽鳥さんとのw