ドMでもないなら先生、エゴサーチは
「エバーフレッシュ 名作」
「遠野リサ 大好き」
とか、さらに詳細で「-劣化」指定とか、自衛をしましょうよw
そんなわけで、売れっ子作家遠野リサ(中谷美紀)のゴーストライターを、若い水川あさみがする物語。
と、タイトル他でネタバレ済みなので話が早いです。冒頭は逆に決裂の大げんかで始まり始まり……ってことは、二人羽織でお仕事してたんですよねw
そして出会いはというと、結婚を控えながら原稿持ち込みなどと両天秤かけている水川あさみが、憧れの遠野リサ大先生のところでアシスタントのバイトという美味しい話をもらって浮かれて承諾w
そりゃフィアンセ怒るよ。帰ってきて結婚するんじゃないのかよ。
原稿持ち込みだって、『才能ないね』と引導を渡して欲しくて…って、相手も忙しいのに時間割いて読むんだってのにふざけた話です。
挙句、忙しい先生のお手伝い☆、と無邪気に追悼文の文案を練ってくる始末。 いや、取引先の葬式に課長の代わりに弔文電報打っとくのと違うから! 作家が書く追悼文て作品だから!
とにかく悪気なく無神経な水川あさみに呆れ果てつつ、一方の遠野先生はスランプで書けない書けない言ってますから。よーしこの文案をパクるところからまず代筆関係の第一歩が始まるのか?と身を乗り出してしまいましたw
さあ盗作だ、と視聴者ワクワク↑↑
でも秘書が一喝ゴミ箱にポイ↓↓
愛人編集賞がゴミ箱から拾い褒め↑↑
遠野先生、自作じゃないと断り↓↓
でも褒められた文に囚われ書けず→→
ついに「それで印刷を」とパクリ決心↑↑
と、寄せては返す波のように焦らしてくれますw 夜半に編集者から新聞校正刷りかなんかを見せられたヒロイン、遠野リサの文章が自分の書いたものと同じで動揺を見せますが……だからじゃあ、なんのつもりで文案見せたのw 褒められて、他のベストセラー作家と一緒に自分の名前で新聞に追悼文がのるかも…って思わないでしょう普通(><)
そして翌朝出勤、激昂して詰め寄るでも言い淀むでもなく、フツーに
「光栄ですけど、あらかじめ一言言ってもらったら……」
おいおい鉄の心臓だよ!
まあ結局、土壇場でちゃんと自分の文章が書けた先生が差し替えを支持。本当に世間に発表された追悼文は全然違うものになったわけで、ヒロイン的にはドッキリに引っかかったようなもの。平謝りするしかありませんが……
先生本人(と秘書と編集長)だけは知っているんです。誘惑に負けてしまった事実を。
そしてゴージャスな仕事場を出た先生が、これまたゴージャスな病院を訪ねると痴呆の老女が一人。この人にダメダメ言われ続けて育った模様、毒親ってやつですか。どうやらNGワードは
『私がいないと何も出来ないくせに』
そうか、冒頭の大げんかでも。
『私がいないと何も出来ないくせに』
図らずもヒロインは、遠野リサのこの逆鱗に触れてしまったんですね…!!
ここで殺していそうな描写でひっぱらず、捨て台詞で決別させたのは抑えが効いていて好印象でした。
さあ、タイトル通りに代筆することになるのは次回からでしょうか、そのきっかけは? 遠野リサが頭を下げるのか。描かせてあげてもよろしくってよ的に始まるのか?
『あと3年』と、神輿を担ぐ編集長にも見限られていたり。
反抗的なバカ息子もそのうちマスコミを騒がせるかも…
下世話に楽しみですw