エリートリーマン転落物語。
他人の不幸は蜜の味?ってことで、実家工場の倒産を契機に主人公(草なぎ剛)が貯金も職も婚約者も失っていく初回2時間spは飽きずに見ていられました。
でもだからって来週も見たいかというとどうかなあ。登場人物に魅力を感じません。
主人公実家の経営状態に興味なさすぎw
これが就職したて自立したての20代前半なら、自分のことに必死だったり親は全能だとまだ思ってるの分かりますけど、実際はアラフォーでしょ?しーかーも連帯保証人!
その立場なら帳簿ぐらい見ようよ。
院生弟も「俺は相談にのってた」じゃないよ、兄に電話しようよ
父も「息子に迷惑かけたくない」じゃないよ、倒産失踪自殺って迷惑最上級でしょ。報告連絡相談のホウレンソウだよ。高金利で借金するより息子に集る方がマシマシ
婚約者(木村文乃)は財政界の大物の孫。
なのに大事な孫の恋人をリサーチしなかったのか、したのに実家の経営危機に気づけなかったの?
当の恋人も、実際にどれだけの窮地か把握もせずに3000万円足りないって人に小遣い銭持って行っちゃそりゃ無表情にもなろうというものですよ。ていうか、もっと早くに取立屋対策のできるプロを紹介してやればよかったんじゃないの?
応援したい人がいません。
草なぎくんの実家が工場とあっちゃ嫌でも思い出す「恋に落ちたら~僕の成功の秘密~」は迷走ドラマだったけれど、少なくとも1話の島男はキラキラしてたのにね。
途中で帝国金融の桑田&灰原(中居くんw)が通りましたし、懐かし「ナニワ金融道」ぐらい膝を叩きたくなるような詐欺にでも引っかかっての倒産にしてくれたらよかったのに。
ただただ知らず、知らせず、払ったけど足りないよーじゃ、ねえ。
葬式で切った啖呵を実現させて、札束を積み上げるぐらい儲けたとしても、あんなおバカさん達じゃまた無くすだけなのでは…。
それと後輩に借金を頼んだ時のゲロ食え場面。
トライするほど追い詰められてた…としても、描き方を工夫しましょうよ。キラキラ光って飛び散ってた「あしたのジョー2」が懐かしいです