迷える子羊……とても素敵に印象的な夢の場面ですが、干支w

「とても偶然とは思えない」
ドラマでよくある偶然を逆手に取るキーワードで、あの事件この事件がみるみる関連づいていく様子に引き込まれましたよ。フラッシュモブだのネット犯罪予告、ライブ配信と散りばめられる今時なモチーフも自然。そこに右京さんに恋の予感、カイトの七光り利用だの親子の交流とファンサービスも十分です。
最初の誘拐事件、保護された少年が実母の筈の人を「おばさん」と呼んでいて引っかかっていましたが、後から出てきた『そう呼ぶことに決めた(元夫の再婚相手をママと呼びなさい、と)日』に株価暴落というエピソードもなかなかに皮肉で秀逸。

しかし、身寄りのない知識もない人が全財産を投資にぶっこんではいけませんよねえ。万引きJKの逮捕も自業自得だし。

復讐の肩代わり…と言われても、全く同情できない事件にしたのはどういう意図なんでしょうかw

ナンバー2の男も、自分がトップに成り代わるんじゃなくどこの馬の骨ともわからないやつをよく受け入れましたよねえ。まあそこは『神の使い』だって言われちゃ仕方ないですが。

久しぶりに一緒に「相棒」見てた旦那は、あれもこれも作為的すぎるとラストで文句たらたらw いやもう、ドラマってそんなものじゃないの。むしろ「すべてがFになる」の方が作為はすごいと思うんだけどほら、あれは気に入って見てる割に寝てるからね。ドラマはすぐ寝る旦那が、3時間じっと見てたんだから面白かったんですよw


で、じゃすみん的にはラストが蛇足。

悟巳さん(普通に聡美でいいのに凝りすぎ)からの告白の手紙だなんてさ。そこはご想像に任せてぼやかせて欲しかったです。悪いけど13年の間に右京さんも老けてきているので、愛だ恋だ言われてもな存在になりつつあります。その前の取り調べも
『彼女は私を愛していた』
が、新井を逆上させるためのハッタリだったことなんて自明なのでやっぱり蛇足。妻の占い云々で終わりで良かったのにねえ。

てか、気持ち的には寺島スナイパーが樹上に張り付いていたところで終わってましたw