こう来たかw

冒頭いきなり続くトンデモ問答。

綾野剛と武井咲のラブを期待した人はここで挫折したんじゃないのかな。逆に理系の主人は興味を示した様ですが……。今度は実験の手順や安全&情報管理が気になるらしくて五月蝿いw リアリティーを求めちゃいけない話なんだってば(><)

てことで、20年前に読んでたシリーズの今さらなドラマ化にびっくりです。


犀川准教授と、富豪でコネあり親なしのチート学生西之園萌絵が不可解な密室殺人を解いて回るのですが……。それと同時に若き『天才』真賀田四季博士が、幽閉されたまま大きな存在感を持つという……まあラノベの開祖みたいな推理もの。作者が実生活でも某工大助教授ということも話題になりましたね。

個人的には原作で、西之園萌絵が他人を連れて家に戻る度、平気で待たせてシャワーを浴びるのが超気になってましたw それがお嬢様っぽいと思って書いてるのか、作者の家族はそれが普通なのか、どっちにしろ変だろう!と。 ドラマではまだ帰宅もしていないので、いつかあるかもしれない『待たせてシャワー』が楽しみですw


さておき、今回の密室は大学の低温実験室。

同期に呼ばれた犀川准教授(綾野剛)に、くっついてきてはラブアタックな学生西之園萌絵(武井咲)。大事な本実験の直前に見学っちゅーかただの野次馬で0.7度も上げるとか大迷惑でしょw 

萌絵は実験後の打ち上げにも呼ばれてウキウキですが、密室な準備室で見つかる2つの刺殺体……。


マイナス20度だなんて、もう絶対ここに閉じ込められて死にかける展開が待ってるしw そして顔の見えない、宇宙服みたいな防寒実験着。あれは入れ替わりにおあつらえ向きすぎですってー。

しかしもう1人、2年前に失踪した院生までが閉ざされたダクトでミイラ化して見つかるとかはびっくりですよねー  保護者に安全管理不十分で訴えられて学校経営が傾く勢い。


そうそう原作の、『待たせてシャワー』に次ぐ特徴といえば遺体発見時の態度。

たいがい無事や生死の確認の前に「俺じゃない!だって◯◯時から△△に」とアリバイ主張を始めるんですよ。しかも周囲もたしなめるでも無く「俺だって□□」とアリバイ自慢で盛り上がるという人非人集団!

ドラマでも、親しい部活の先輩(恋愛相談もしてるw)が刺されて一応はショックを受けてる萌絵ですが、誰も救急車は呼ばず(脈をみたので、死んでるって判断でしょうが、それでも治療の可能性を信じるのが情というものかと) 部員が殺されたというのに部活も平然と行われ他人事のように思い出話で情報収集w 笑顔で謎解きを語る萌絵w ドライw
萌絵個人なら、両親の事故死でどこか麻痺していることに同情も出来るんですけどねー。 周囲全体そんな感じですから。

と文句つけながらも、人物のややこしい名がすらすら出るほどシリーズを追って読んでいた当時の私。世界の壊れ具合が何かクセになるんですよ…。そこがドラマ化でどう薄れるのか濃くなるのか。


謎解きは来週のお楽しみですが、さて。

1冊に2話ずつかけながら解いて行き、最後は真賀田研究所で四季博士(早見あかり)と対決かな。ホテルの部屋番号が素数で喜ぶのかなw


そうそう、原作の特徴がまだありました『理系あるある』!

特に素数推しがしつこいのですが、そこもドラマではどうでしょうねw