やっちゃってからの安吾の顔w
 

なるほどココを示しての境界線で、ココを超えてのサブタイトル「越境」でしたか。

「こちらの世界へようこそ」

同じコインの表裏、同じ穴の狢かー!!
(幽霊は触れないんじゃないの?『こっち』に来たら触れるの?安吾も一緒に落ちて死んだのかと思ったぞ) 


むしろ、こういう時に手を汚さないためにあるのが裏社会でしょうに

なーんにも準備せずにいきなり超えちゃった安吾。
すぐ逮捕じゃんorz

それとも今回妙に優しくてサービスの良かった裏の仲間達、幼児が犠牲だったからじゃなく、安吾の「越境」がそろそろかなーと見越していたのかも。じゃあ、寄ってたかって助けてくれますかね。そしてパート2ではすっかり裏の住人となった安吾が……。


って、元から刑事よりフリーの方が死体の声に従いやすいわけで、自然すぎw
葛藤やジレンマあってこその本作ですよね。 


しかし警察仲間は可哀想。

鑑識姐さんなんて、死者が見えることすら肯定しつつ身を案じてくれていたのに。結局打ち明けなかったよね。
同僚青木刑事だって、遠藤上司だって、みんなあんなに心配していてくれたのに彼らを裏切って「超えちゃった」わけですよ。あーあ。あーあ。


シリーズ初めごろの、死者の声を活用して事件解決ヤッター!という気軽なノリからどんどんずれてきて不安な後半でしたけど、ダークヒーロー誕生編だったと思って振り返れば納得の流れでした。

小栗君も好演。

冒頭のナレーションもかっちょ良く、これで終わりはもったいないですが…
刑事の縛りがないパート2はやはり要らないのかも。