警察(小澤征悦)が有能すぎてイヤな奴でした。毎回こんななのかなw


今回のゲストはパギ・スカルナ伯爵(西村雅彦)ツルじゃありません。

伯爵w

といってもエセ外国人ではなく、元々は『伝説の投資家』と呼ばれた日本人仲正利樹です。

某国に移住、国籍と爵位を得て法的に外国人になって来日、みつかった白骨遺体と関係がある筈と主人公刑事たちの捜査対象に。

でも法的には投資家と伯爵とは別人なので、日本人だった頃にしたことと今は関係ない…と大使館の人が言いますが、それって本当?? だったら犯罪者がこぞって国籍変えちゃいますよねえ。


立件には、仲正とスカルナ伯爵が同一人物だと証明する必要が。

伯爵もそれはご存知で手袋を決して外さず、更に指紋をマニキュアでカバー。飲食後は自ら食器洗い!外で渡された飲み物はマイカップ使用等、DNA検査に使われる検体を決して残さない徹底ぶりです。

なのに、初恋の人の墓前で忘れ形見の樹理さん(浅見れいな)と話していて号泣……

彼女がそっと貸してくれた気持ちのこもったハンカチなのに「警察です」と押収していくのねー(><)


母の命日に必ず墓参りをしてくれる足長おじさん。もしかして父親かも…と夢見た人。
その人が自分のせいで逮捕されたかもしれないと彼女が胸を痛めるかと思うと可哀想だし、伯爵丸抱えだった治療費/生活費はどうなっちゃうんだろうと心配したり。
 

そもそも、会いたいけど病状が……と諦めていた樹理さんに、送迎を申し出てくれる警備員(小澤征悦)は優しげですが、おじさん=伯爵に接触しようと必死なだけ。利用されている樹理さんが素直に喜ぶほど観ていて哀しくなります。

会話のきっかけだった缶詰フルーツジュースも「ある人が雑誌で」じゃないよw 仲正捜査情報からでしょうw それが、病気で生フルーツを食べられない樹理さんの為に始めたことだったのは知らなかったとしても。


まあ実際、殺人の原因も初恋の人絡みでしたけど。

そのことも、実の父が誰なのかも、樹理さんは知らなくていいことなわけで←更にこれも利用して自供させていてw もう何重にも警察が鬼畜ですorz


とにかく西村ファンには必見。

民族衣装、牢屋での裸足、カサブランカの花束を抱いての遠い目。ジュース作りに皿洗いw 果ては昔の手紙を観てもらす嗚咽ですよ、おうおう。

警察の捜査資料小道具、西村さんの決め顔満載スクラップブックが欲しいです(><)


実はラスト、メリーゴーランドの様な回想シーンが驚くほどダサいのですが目をつぶりましょう。
あと、伯爵が泣かずに去っていったらどうするつもりだったのか……w