中高生のアスリートを、それも指導者がいなかったり長いスランプに陥っていたり、岐路に迷っていたりする子をどう選んだのか見つけ出し、大先輩オリンピアンと2日間練習をすることで何かをつかませようという番組。
わずかな時間での成長っぷりが楽しいです!
陸上では、桐生に迫る10秒台の記録を出しながら以後伸びない中3男子と朝原。
ただ走るだけだった練習から、道具や理論を駆使しての部分部分を鍛えて行く練習で自分の走りが変化しだすと、選手の目が輝き出します。いいねいいねー。ついにはオリンピックに出たいと口にします。
この春からは強豪校に進学したそうで、頑張ってるんだろうなあ。記録伸びたらいいね!
アーチェリーでは、部活動でなく個人で頑張っていた中学女子と蟹江ミキティ。
笑顔で訪れた蟹江が、彼女が気にする引手はばっさり無視で肩を中心に指導を始め、『理想のフォーム』を叩き込む。試合中のストレスコントロールも教わって、これは選手として一皮むける予感……!
バレーでは、アタッカーかセッターか悩む高校女子に、158cmのセッター竹下。
どっちが向いてるなんて助言は無しで、淡々と両方のプレイを指導する竹下。さあ彼女がすすむべき道はどっちなのか?
スペシャル番組から、毎週の放映になった模様。
例えば体操の白井健三やスケートの羽生結弦のような10代でも世界と戦うトップアスリートではなく、その一歩手前にいる子のための手助けのような番組です。
HPにはオリンピアンの名前はあっても学生さんの名前はなし。もちろん放映では名前出ていますが、ネットに残さないのはこの先何年かしたら競技を止めている可能性だってある未成年の彼らのための処置なんでしょうか。それでも、オリンピックに実際に行った人と会ったことで、きっと彼らは大きく変わりましたよね。
番組が続いたらそのうち、自分から『番組で取り上げてくれ!』と熱く自薦して来る子も出たりしてw
キラキラ光る才能がまぶしいです。