ひょんなことから、技術者と選手が知り合って……。


居酒屋で隣り合わせるあたりから、あまりに型通りにベタ展開で笑える程です。

「ボブスレー作って下さい!」

って、もうちょっと相手の都合をうかがうでしょ普通w でもまあ、南沢奈央が可愛いからいいか!

そして断りきれないせいで巻き込まれていく主人公(青柳翔) スポンサー企業が下り、諦めそうなヒロインを、今度は大田区技術者が支えて行くぞっと。


なんでも氷上のF-1と呼ばれてるらしいボブスレー。

一番驚いたのは、日本女子で目指している人が10人ぐらい…ってのもそうですが、あの大きなボブスレー本体を選手が調達し、海外遠征にも選手が自ら送るんだってところです。送るだけで150万円?? そのスポンサー探しでかけずり回る日々?

そりゃ陸上のシューズも卓球ラケットも自分持ちで自分で運ぶでしょうがね。あれだけ大きければ、なんとなく国が2、3台持っていて選手に貸してくれるイメージでいましたよw その上で、もっと最新式が欲しければ作ればいいというスキー場のレンタル的な。それがまさかの個人調達とは。

海外では自動車トップ企業や、NASAが協力したりしてるのに?えええええ。なんか可哀想で募金したくなります。また、陸上で府選抜選手だったうちの娘などちょっと競技に興味を示していますよw


工場のおっさん達も、家事手伝いだった妹(岡本あずさ)も、もちろん主人公も、忘れていた一生懸命になる気持ちをボブスレーに関わることで思い出し昂揚して行く様子に、これまたベタながら引き込まれます。

1話で作成決定、でも相棒選手が辞めてしまう。2話ではなんだかんだ乗り越えて試作機が完成。

作業を分担するなか、ボディを担当したおちゃらけ親爺が来ない!以前もやらかした様に、安請け合いで逃げちゃったのか??……と前ふりしておいての、日付変わる直前に登場ってさ、とことんベタなのですがいいベタでしたよー。

その後、平らなスケート場で試し乗りするおっさん達かわいい~。

肝心の選手の方も、欠員に妹が加わって町ぐるみで目指せソチ五輪!エイエイオー!