アニメ臭~い(><)


戦闘シーンや不思議キャラなどなどより何より、台詞に

「****特異点か」

などと、怪しいワードを聞かせておいて全くフォローが無いところw これSFアニメの初回では普通にあることで、何ヶ月も観て行くうちに段々と分かっていく謎だったりしますよね。アニメ誌でフォロー記事を読み込んで予想をしたりと、積極的に楽しんだものでした(遠い目w)

でもTVドラマではササッと説明が入るか、そもそも分からない事は言わせないものなので、こういうほったらかしは嫌がられそうですよね。

SFだからいいの? 

でも上戸彩と内野聖陽の「10年先も君に恋して」もタイムトラベルのある立派なSFドラマですけど、オーソドックスで丁寧な造りでしたよ。スタッフに庵野監督もいるわけで、あえてアニメ風に作ってあるのでしょうが……カッコいい~と思うより先に、こそばゆいですorz


でもそこを脇に置けば、良かったかも。

限りなく期待ゼロ、クソつまんないに違いないと思って観た割からいけば、かなり面白かったです。

これがアニメなら……よくある演出だし、そもそも観ないでしょうし。


死んだ恋人と同じ顔で、自分を守りに来る知らない男。

そんなシチェーションは観ていてきゅんとしました。

でも守られてるヒロインは嬉しくない、いっそ生きていたくない。それは納得だし、そんな女心は想像もつかないだろう教授が段取り組んだことは容易に想像がつくし。だいたい、守る守ると言っていた相手が、殺人マシン相手に鞄で殴り掛かる戦士体質だと知っていたんでしょうか教授はw


この辺、キムタクと柴咲コウもとい沫嶋黎士と安堂麻陽の出会いと恋愛がもっと素敵ならもっと盛り上がったのになあ。相手がダメで童貞くさいと増々萌えるんだろう朝陽さんのダメ男萌えが、いまひとつ分かりにくくて説得力に欠けましたよー。

それともダメだったのはダメ男演技の方かしらん。

初めて観たダメキムタクに慣れなくてなんかぞわぞわ…。普通こういうのは変にカッコつけられた時の悪寒でしょうに逆に、キメ顔アンドロイドが通常運転で、残念アラフォー沫嶋教授がこそばゆいのですorz

(ダメ男でもベラベラ喋るのは同じなんだよね)


羽が舞い散る場面は、伊藤英明が双子を演じた「YASYA~夜叉~」を思い出しました。ああ、あれもSFだったよねー。深夜やNHKでこっそりつくられていたSFドラマが、キムタクを主演にするとこれだけ大掛かりに出来るってことなんでしょうか。むむむ。
「BRAIN」よりは頑張った甲斐があったと思われ。

「殺人リスト」を追う刑事(遠藤憲一)の関わり方も気になります。 
そんでもって、このドラマ名前のお遊びがてんこ盛りですが、この刑事の名前が一番無理矢理ですよね。葦母衣朔……アイザックアシモフおまーじゅか! 


とりあえず次回も観る気になってます。←思う壷。