沢尻エリカ鑑賞映画。

「一リットルの涙」の頃のピッカピカに可憐な姿でなく、干されるわ結婚するわ揉めるわのスキャンダルにまみれている間にそこそこ年をとった今の沢尻だからこその当たり役で見応えがありました。

全身整形美人かー。

確かに、低身長で手足も短い自分としては顔だけいじることの意義がよくわからないのでどうせするなら180cm40kgだけど巨乳なぐらいのアンドロイドになってみたいw そしてちやほやされたいw でも最終的には誰にも注目されない今の自分で平和に幸せなんですよね。


さて全身整形の結果スターモデルになって、枕営業して実家に仕送りもして御曹司の恋人もできてるリリコ(沢尻エリカ)としては、手術の結果が崩れてきたり後遺症の痣が出て来たりするのは大問題。また、再手術で休んでる間に若いモデルが活躍しちゃったりするのも大問題で。

マネージャー(寺島しのぶ)に八つ当たりして、彼氏寝取ったり、挙げ句3Pだの彼氏の婚約者に硫酸ぶっかけてこいだの無茶苦茶をいう様子がまあ無様で我が侭で……でも魅力的でしたねえ。

最終的に逮捕される前に失踪しているわけで、関係者の事情徴収を挟みながらリリコが人気絶頂から転落していく様子が描かれて、あしざまに言う人もいるけど、うっとりと褒め讃える人たちもいるわけです(主に下僕なマネージャーがw)

蜷川実花監督の、色彩過剰な美術がまたよく映えて目に楽しい作品でした。


そうそう、マネージャーの若い恋人が綾野剛! チャラい金髪で濡れ場もあってびっくり&目の保養w 最近の草食系公務員やお殿様、浮気性大学教員の方を見慣れてましたけど、こんな役も出来るんだと認識を新たにしましたです。