今度は稲葉ガッキーの事情。
お互いが辛い過去を晒し、図らずも涙を見せ合って距離が縮まったような縮まらない様な…w
『頭なでなで』を鷺坂に知られていると知った空井が、ぴょんと飛び上がって中腰のままの足腰の強さに笑いました。膝が悪いとはとてもw
各自衛隊&報道を表す標語(?)もエスプリが利いて面白かったですね。
というわけで物語はTV業界寄り。
ヘリ墜落、すわ特ダネ!なんで我が社のカメラは居ないの?
…と燃える稲ピョンでしたが、実は模擬記者会見でしたよーん。
この事件で、顔見知りの良くしてくれた人たち相手ですら追求に手心は加えない、彼女の熱い報道魂が垣間見えるわけですが、まあ、ガツガツのイヤな奴だよねw
それを見送る空井二尉といえば
「夜にお時間ありますか」
「お近づきになりたい」
と、どう聞いてもデートの誘いでしょうな発言をかましておいてから
「広報室の懇親会で♪」
だからそれ、順番が逆w そういう気の効かない、よく言えば下心もない男でございます。
以上、2話から見た人にも一連の事件で自然にキャラ紹介OK。この辺り上手いですよねー。
そしてそもそものきっかけ、制服萌え企画<不運のパイロット密着取材>は棚上げのまま、人気店のナポリタンを取材に行っては、食べもしない話も聞かない、やっつけ仕事で戻って来て怒られる稲ピョンなのですが。
その店で食べてご主人と話して来た空井くん(さすがにその時は私服で?)との会話から、甘いナポリタンに理由があることに気付くのです。
再取材、よーく考えると時間を取られる店側には大迷惑な気もしますが当初の面白くない、何も分かってないままのナレーションで流されるよりは断然いいですよね。滑走路の「ラストチャンス」とこの後がつながって、ここもナイス!
子ども向けに甘いナポリタンに大人はタバスコをかけてちょうどいい味。親子で一緒に食べられる店。
「何も知ろうとしていなかった」
と泣き崩れる稲ぴょんをそのままに、食べきれそうにない大盛りサービスの皿を手伝って食べてやる空井くん。これも、2人の距離がぐっと縮まる瞬間でした。
なのに「泣いてません!」だからw
素直に礼を言ってたときは「可愛いと思ったのに……」と、今回も甘〜く甘く終わりましたよ!そんな2人がやりあう向こう側で、TV局の同期が稲葉を誘うのを諦めて去っていったり。そうそう、君はお呼びじゃないのよ。
過当取材で報道を外された稲葉。
示談になった話に、相手でなく取材側にも「イヤな事を聞かなきゃいけないなんて」可哀想だと言う空井。それって、パイロットを「人殺しの訓練をしてる」と失言するのと同様にずれたこといってる気がするのですがどうでしょう。
異業種の2人、特に稲ぴょんがあれですからこれからも言い合ったりすれちがったりするんでしょうけど、恋を自覚する頃がまた楽しみです。
「飛行機は、バック出来ないんですよ(^^)」
空井くん、可愛いなあ。でも綾野剛ってつくづく雰囲気がイケメンなのであって、彫刻の様なハンサムじゃないなあと思い続ける1時間であります。好きですよ、好きなんですけども、目の下にしわが(><)←トラウマで不眠気味な役だしねw