またアラフォー女の恋バナか、と旦那がご立腹w

過疎の離島で看護婦がピチピチ20代じゃおかしいじゃない、となだめつつも確かに、その辺の女性受けを狙いつつ原作を選んでいるのかと思ったりはします。実際、アラフォーど真ん中な私は制作側の思うつぼで長谷川なんとかの色気にドキドキ、初手術の昂揚から2人が身体を重ねてしまうところなんかはもうたまらんのですが、横で見てる旦那的には相手の女性が若くないとつまんないんでしょう。あ、書いてて旦那に腹が立ってきたw


そんなわけで無資格医療問題。

「ナースあおい」や「医龍」でさんざん見たのは『看護婦が命を助けちゃイケナイのか』問題でしたが、そこから更に下にシフトして、『高卒事務員が無免許で命を助けちゃ』

イケナイよ!ダメだよ!やめてよ全く(><)


しかも、台風の中医者がいなくて患者危篤など、危機的状況でやむを得ずが最初ならまだしも、平時から医者主導で「練習」を重ね、本を読んで「勉強」し、満を持しての無資格手術でしたよ!いやはや。

現場の空気はなあなあなで、違法だと正論を吐く看護婦(キムラ緑子)は口うるさいおばさん扱い。しかもフられたから文句言い出した感じになってます(自分たち看護婦の注射も違法、ってのもイタイかw)


「ここには自分を助けてくれる医者がいない」

と、島に医者が一人きりの怖さを語る村木医師(大友康平) じゃあ『指がきれい』で『器用』だからと、流れ者の事務員相川(長谷川博己)を助手にご指名で血管の結窄やら往診(!)をさせ「若先生」に仕立ててしまったのは、島の人のためでなく、ただ1人の医者である自分のため??


そして何度もかぶるナース明子(稲森いずみ)の独白。

彼がどういう人なのか知らなかった、だの。何を諦めてしまったのか分からなかった、だの。その前に、ボトルシップ作りが趣味のその男が、島に流れてくる前に何をしていた人なのか知っていたのやら。もしかして人を殺して逃げて来たのかもとか、思わないんでしょうか。

少なくとも、機械のハンダ付けや工作を楽しむ様に部品としての臓器や肉体に興味を持って扱われてはたまりません。どうせ偽医者なら、命を救いたいと強く思う人にやってもらいたいものですが、なんか違いそうで怖いです(><)


で、若い旅行者亜希子(木村文乃)が子宮外妊娠で危篤。

医師と信じきって「娘をよろしく」と頼む父親の言葉でつい背中を押されてしまいますが。結果的には無事助けられましたが。予告で会食の場面があるということは、お礼に会いたいとか言われちゃうんでしょうか。父親も婚約者も医者なんだもんね、あーあ。