『神隠し』『旧華族の隠し財産』『国枝文書』に『出店』。

特番らしく綺羅綺羅しいキーワードを散りばめつつも、右京さんの在ロンドン時代や鑑識さんの古書趣味、1課2課の活躍も楽しめるというサービス満点の出来映えでした。

ヒロイン茜さんも可愛かったし、大満足!

あとは婦人警官の身代わり場面。てっきりカイトの女装かと思ったので振り向いて逆にびっくりでしたw (追っ手が二組いるという伏線にもつがなるので、女性でないとなんですよね) まあスクラップブックを雑に読むカイトは乙女成分ゼロだし、婦人警官いるのに刑事に女装させる警察もイヤですけどw


『闇に咲く華』が数字だったトリックを右京さんが解くところも見せ場でしたよねー。
ああいう故人の残した謎を解く系は”もっとはっきり書け!”派なのですが、脅迫のネタにならないように普段からうすぼんやり書き残すのが上流階級子弟の伝統だと言われてしまえば納得するしかありませんよね。

そして時を超えた右京さんそっくりさんも、その最期もロマンチック……(^^)
スクラップブック調べた時に右京さんも写真みてるんじゃあと思いましたけど、自分に似てるとは思わないものでしょうからまあいいや。


とかとか納得力を発揮すればたいがいは楽しめるものなのですが、今回どーしても気になって残念なのは『三月ウサギ』の発音です。

「三月、ウサギの庭」

と日付のように区切って発音する右京さん、興ざめでした(><)水谷豊はともかく、現場のスタッフまで誰もアリスを知らなかったのかと思うとがっかり倍増~
あとお爺ちゃんの花畑での自殺は聞きたくなかったな。取り調べ後行方不明にしておいて、いつか茜さん再登場と絡めてとかならともかくも。