元動物学者だった男が刑事になり……って(採用試験通るんだ?)、目新しい様でいて、別に普通です。
2話ではフラミンゴのうんちくを入れてきましたが、捜査には関係ナッシング。もっと動物の習性でアリバイ時間が変わったとか、飼い犬の行動で嘘がバレるとか、そんなのを期待してたのに。
実験しまくるとか、視点が違うのは別に物理や化学の学者でもいいのよね。
まあ三上博史のトトリ新米刑事は面白いし、教育係の刑事さんが「梅ちゃん先生」でも面白かった愛嬌のある彼(高橋光臣)なので掛け合いは楽しいのですが。
主人公に推理させたいあまり、鑑識がお仕事してなくて困ります。
1話、死後狭い場所にしばらく詰められてたことは死斑で分かるでしょ。2話も同様、殺害と遺棄現場が違うのもすぐ分かる筈だよね 血飛沫は?ドアノブの指紋は?監視カメラに帰りは映ってないの?
そして店番の男の子が、実は次のデザイナー候補だった。
それで社長の死体の第一発見者でしょ。せっかくのデビューがふいになった動揺も、デザイナー交代予定を知っていたのに言えずにいる感じもなくて、普通にデザインの打ち合わせだけ続けてるの変ですよー。
でも演じた石田法嗣くんが印象的だったからいいか。夏木マリのデザイナーもかっこ良かったし。
そんな感じにゆるーく見るなら楽しいです。