「地図は生きてる……!」
暴走系のヒロインを真矢みきが熱演。もう黙って見守るしか出来ませんね、これはw
捜査地図って他の刑事ドラマで出てくるのは、現場をつないで図形が描けた時だけですからねー。このドラマのヒロインみたいにまず地図、とにかく地図、という姿勢には脱帽です。
◯◯寺から駅は徒歩何分ルートはこう、祭りの臨時バスだと何分、30年前の児童養護施設はこの場所で、◯◯寺で奉ってるのは鬼子母神……そこから浮かびがる真実が、アリバイ以外にもいろいろあって新鮮な驚きでした。
よくドラマや映画の舞台が観光地だと、見栄え優先で撮影場所をつまむのでもの凄く離れた場所を歩いて移動しちゃって興ざめーなんて話を土地に明るい人から聞いたりしますが。このドラマならそこもきっと丁寧に描いているはず??
毎週見てたら京都に詳しくなれるかな。
(でも、ネタがそんなに続くんでしょうか?)
そんな影の主役捜査地図や、ヒロインの変人っぷり、バディ石黒賢刑事の苦労を描きながら勿論殺人があり、新任阿部力刑事が怪しい女とすれ違うミラクルも……って、そんな忙しい中に真矢みき姐さんの実家紹介や家族構成を初回から入れる必要はあったのでしょうか。地図と結婚してる謎の人で別に構わない、もしくはせっかく連ドラなんだからそのうち紹介でいいのに。
キャストも素材も2時間ドラマ。
見てれば楽しめるけど、次週が楽しみかというとよくわかりません。同じ京都の加茂刑事が娘の電話や過去の事件をひっぱったみたいな、シリーズの縦軸になるネタはあるんでしょうか?
そのうち内山理名が温泉に入ったりしませんよねw