1年かけて髪が伸び、男色の相手を覚悟して登城しただろう有功の気持ちって……修羅(^^;;;)


やっと録画観ました、男だらけの逆転大奥の起源。


映画では『疫病で』と納得するしかない展開でしたが、このドラマではまだまだ徳川がさほど安泰でもない時代。家光死亡は内緒のまま『名のない』少女将軍が、ただ内緒で世継ぎを産むために影の様にかくまわれているとは……。

思っていたより悲壮な話で戸惑いました。

少女(多部未華子)だけでなく、家光を表向き演じるために死んだことにされ家族と引き離された男(平山裕行)も悲壮なら、出家して偉いお坊さんだったのに無理矢理汚された堺雅人の人生狂いっぷりも悲壮。だいたい影武者はまだしも、世継ぎ作りの相手は誰だっていいでしょうに。そして冒頭でも書きましたけど、実はお相手は女だよと分かるまでの1年が、することもないのに長過ぎて悲惨でしょう。よく自害しなかったものですよ(史実に照らすとお万の方になるわけよねー)


それもこれも、春日局(麻生祐未)のせい!

遊女を抱け、と現れた時も『むくむく』だ『たぎる』だと真顔でものすごいことを言ってましたけど、鎖国を決めた時も「理由なんかキリシタンでもなんでも」とまた凄いw あれもこれも辻褄あうものですねえ~。

辻褄といえば、家光の血を引く少女の存在ですが……

「私だって女ぐらい抱ける」

とお忍び外出中の夜の江戸で逆ギレする家光さま、通りすがりの女をチョコマカっとおいかけて、角を曲がるなり「きゃあああ」ってw それで妊娠ってw ハムスターかなんかじゃないんだからw

いっそその子がいなかったら諦めもついたものを。