美人は大変、事件。
「主に泣いてます」の後に見てしまったので思わず笑いがこみあげてしまいますが、こっちは大真面目です。


しかも主人公は困ってる美人じゃなく、相談を受けている青年2人の方だというのに。自らの心の傷もえぐられて泣き出す青年。
もう学生でもないのにこれってどうですか。可愛いですか。
私はダメです。
恋人と2人きりでならまだしも、知り合いたての女性と親友の前で泣くかと。小説でならスルーできた部分が、3次元では耐えられませんでした。それでも俳優としての彼(井上正大@「IS」の伊吹くん。てか、「プロゴルファー花」の今出川君だったのかw)は頑張っていると思うのですが。
配役的にはひきこもり探偵(阿久津慎太郎)の方が難があるかと。台詞回しがたどたどしいのは役作りなのかしら……。いい声なのに。爪噛みはもっと写し方を考えて欲しいです(いきなり鼻ほじってるのかと驚いちゃったw)


そんなわけで原作小説のドラマ化。
学生時代のイジメが原因でひきこもりになった友人を助けつつ、そいつの謎解きを拝聴するワトスン君が主人公……なのが原作で、ドラマはダブル主演だそうです。
取り寄せの菓子にキャッキャウフフ、画面にポエム、タイトルバックの青空や卵殻の映像もきれいで、原作のBL臭さを最大限に生かして映像化していると思われますのでお好きな方どうぞ。