「さつきを…返して」
と言われちゃう摩子。元の富豪生活には戻れず、ダンサーとしても「ギラギラした」「覚悟がない」とパブのオーナーに否定されて、さあどうする?
と、なるのが本筋かと思うのですが実際は和辻家殺人事件の方が面白すぎてなんか違う話に。
そこに「さつきのアリバイ」を追う例の刑事(桐谷健太)が東京から来てるんですから、東京の摩子=さつきからの10時の電話を刑事がとっちゃうぐらいの緊急事態が欲しかったですわー。だいたい、摩子=さつきったら芝居もせずに
「時間になったから」電話をしたとか、
「証拠の品は隠しました」とか、
聞かれたら困る内容で喋るのはわざとなのか迂闊なのか。ニュースをみてびっくりして、と言わなきゃダメでしょう~。
居合わせたさつき=摩子が電話をかわり、母を心配して「何があっても味方だから」と励ます声に涙する母親。嘘くさい和辻家のアリバイ偽装のなかで、ここだけが胸をうつ母と娘の触れ合いでした。
……そんな母も、我が子が入れ替わったのに違和感感じてないのが酷いけどね。
で、乗り切ったかと思ったら次々と出てくる奇妙な証拠品。
医療チューブも、なかった筈の足跡も内部からの密告ですよねー。さてはて。