女の嫌なところてんこ盛りな回。


ボンドで二重にしたがる小学生、いっそ整形してくれと言う割に治療費は値切る母(結局峯太郎が払う事に)

普段から、一重じゃ不幸だ一重じゃダメだと教え込んでるんでしょうねえ……知人にもいるわ二重至上主義の母親。どっちでも明日の天気は変わらないのに。せめてアイプチ使いましょうね、ボンドよりはまし。
 

嫁姑の確執は子どもに気をつかわせ、子を捨てた母vs捨てられて育った子対決は互いに傷を残し(ていうか、まさか実の母子の再会?と早合点で焦りました。年齢違ってホッとしましたよ)もう増々峯先生…もとい岸先生は恋が出来ませんよね。

「誰とでも寝る女は貧しい!」

とは、本人に向かってなんちゅーこと言うのかとドキドキしましたが。元ブスナースはホントに整形で強くなったんですね、泣くどころか否定もせずに

「誰とも寝ない男も貧しい!」

と即答で峯太郎ぐうの音も出ず。確かに、手当たり次第もそりゃ間違ってますけど、誰とも関係を築けないのも問題です。そんな上で、主人公を孤独にせずにゲイと同居させてるあざとさよ(えー、彼がゲイって分かって峯太郎同居してるんだ、なのに惚れられてるのは分からないんだ、酷な)


そのゲイ君に親から届く宅急便。愛です。

他人様のおふくろさんの好意は大事にするのに、

「会ってみれば」

という同居人の勧めは固辞する峯太郎。そりゃ自分を捨てた母だけどね。この流れは逆に、いつか会うということなのかも。そして彼は変わるのか、なにか得られるのか?


美容整形もとい『美容形成外科あるある』ぐらいを楽しみに見始めたのに、『女とは』『美とは』『幸せとは』等々、深いところをつくドラマになりそうです。

乳房再建だって、もりあげりゃいいだけじゃないそうで。乳首と乳輪もないのは間抜け……というか脱いだら変だよね温泉とか。でもそんな「美しい』「きちんとした」乳房の再建は、保険の利かない贅沢品。保険診療って何かしら、とまで思ったり。