なんという自業自得。
あれだけの人間を不幸にし、結果幾多の命が失われることになった元凶が、大学生のくだらない惚れた腫れただったとは……(><)しかも決定打になったのは当事者えみりちゃんというこれまた自業自得。今までずっと『ただただ可哀想な、何の罪もない被害者』だったえみりちゃんが……いえいえもちろん、だったら殺されていいなんてことは決してありませんが。でもね。
というわけで、最後まで見事に胸くそ悪い展開でありました。パズルのピースがかちかちとはまっていくような寄せと合わせて、作者の持ち味ですよね。といっても原作は未読、もしかして原作の方がもっともっと酷いのかもと思うと怖いです。
ラストシーン、警察も追い出されてふらふらと歩くお母さん。いっそダンプでも突っ込んで来て終わって欲しかったかも。