偽証!

「死刑になればいいと思った」から偽証!?な、なんてことを神戸ソン! でもそんな君を嫌いじゃないし、ラムネにそれを打ち明ける君の弱さはむしろ好きかも。

さすが「相棒」、安定の面白さです。ついにシリーズも10になったとは感無量ですねー。


出所すぐの男が自殺。

「神戸尊を許さない」

と遺書を残して……!


このシチェーションだけでもうワクワク。

メイン人物の過去と事件を絡めすぎるのはどうかなーと思いますが、「お友達」はまだセーフでしょうか。それとも、当時はその先の進展を期待してたのかなあ。部屋にもあがってたんだもんね。回想シーンの神戸くんは今と変わらずキザでイケメンw


当時ストーカーとして知り合った男が、殺人犯とされたのはえん罪だったのか?真犯人の男に妙な知恵をつけたのは誰なのか?


真犯人が司法を恐喝wそれだけで一本になりそうなアイディアを、あいまいに過去話にしてしまったのはもったいない&もやもやで喰い足りないところ。
さくっと殺人を自供する男に、こりゃ誰か(奥さん?)をかばっているのかと我が家のお茶の間がざわざわしましたが、狙ったのは『一度無罪になったら二度と同じ罪では裁かれない』こと、これにはやられました。

自供は強要された、奥さんの証言も『嘘でした』と撤回、結果起訴した警察が大恥をかく裁判となりましたが……。無罪になったことを、『償いのチャンスを失った』と評する右京さんもいいです。ぶれないなあ。

民事訴訟でならまだ償えるよ、と言われて喜ぶ人はいないと思うけど。償うべきですから!


では神戸の密かな罪はどうなるのか?

今なら、違う事をした筈、という右京さんの言葉がまた辛いのかも。

嘆く神戸をなぐさめる大河内もまた、過去を思い出しているのかも、かもかも。



神戸の描く似顔絵がうますぎるとかw 花の里廃業とか。小ネタ?もはさみつつ飽きずに楽しめました。