何この肩すかし。


致死ウィルス感染か?

肝炎ウィルス感染か?

ダブルでパニックを仕掛けておいて、両方とも元のご遺体からしてウィルスを持っていませんでしたよ。それだけなら、集団心理を描くとか予備調査が大事とか。百歩譲って、いつも子どもをほったらかしのダメ母主人公が変わるきっかけになるなら爽やかな気持ちになれましたけどねー。逆なんだもん。真っ当な抗議をしている子どもの方に、変化を要求しているよねこのドラマは。しかも、お母さん実は死を覚悟していたのにそこは伝えないとか。こんな時だけ子ども扱いかよ!

「夏休みの宿題は、絵日記に決めたよ」

いやそこは、もっと別の流れの後に『お母さんの仕事の紹介をする』とか、今ニュースで流れている危険なウィルスへの対策をまとめることにしたからお母さん教えて、とかでしょう!!


……で、実際にドラマで動いたのは釜津田刑事とドクター吾郎の恋愛かよ!


思い返せばずっと、主人公が第一発見者が2回、しかも同級生の整形だの容疑者は吾郎先生だの(この時の犯人の殺意も妙だった)世間が狭い事件ばかりでしたよねー。

あんなダメ母を育てちゃったおばちゃんが、そのうち倒れて解剖されないことを祈るばかりです。まさかだけど息子の命の危機もありかも。

「男にしてください!」とか、ブラザートム先生が好きな人が実は……とか、小ネタはちょこちょこ面白いのに。誰か別の人に話の骨格は任せて、今のスタッフは台詞の味付けに専念したらいいんじゃないかと思いますが、どうでしょう。

ツレが喜んでみているので多分この先も見るけど、ライブでツッコミをいれてバカに出来ないのはつらいわ……。



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