おデブ……もとい、プラスサイズに優しいアメリカドラマw

主人公がプロジェクトランウェイのファンという設定で、ティム・ガン出演場面もあるらしいと聞いて見てみたら、これがなかなか面白いんです。
タレント志望で金髪美女のデビーが死亡。でも弁護士ジェーンの身体で生き返ってしまいました。メタボになって!!

他人になったショック以上に「デブになった」のが苦痛という描かれ方(笑)
 

じゃあコメディかと思いきや、次々と持ち込まれる訴訟がデビーの苦悩とリンクして、意外やイロモノでなくいいお話になってます。曰く
#2『太って解雇された』←太ったら扱いが違う!不当よ!
#3『名犬のクローンが駄犬に』←見た目は同じでも別人格
#5『無実の罪で服役』←元の身体より失った時間を返して!
#6『違う名前で暮らしていた』←打ち明けられない怖さが分かる
#7『偽ダイエット食品』←ジェーンも昔使ってリバウンドetc

ジェーンとしての人生の記憶はまったく無いものの、法律の知識や頭の回転の良さはちゃっかりキープ。そこにデビーの愛嬌と自信&ブランド知識と芸能情報が加わって、最強の弁護士なんです!

でも上で紹介したように体重絡みの訴訟が多くて、弁論中「これがアメリカ女性の標準体型です」どーん。と見せられるとかなりの衝撃です。
私もぽっちゃりですが、あそこまではいってない。
#9ではついに、おしゃれブランドが13号までしか作っていないのにキレて自ら訴訟w
「女性の65%は肥満なのに!」
って、怖いよアメリカ女性の標準(><)結局ブランドは、プラスサイズが商売になると気付いて19号まで発売することにするというオチでしたが、このドラマも同じ理屈で65%のプラスサイズ層をターゲットにしているンでしょう。(この回、アメリカン・アイドルのパロディまで出ちゃいました!)


そうそうデビーの恋人も、デビーを亡くした痛手を抱えつつ同じ弁護士事務所で働いています。亡き自分の面影を、別の女に求められちゃってやきもき。「私よ!」と打ち明けようかどうしようかと揺れています。何しろ、親友のこれまた金髪美女ステイシーは、即信じてくれたもんね、中身はデビーだって(そんな人はなかなか居ないはずw)

とにかく、見るほどに樽のようなジェーンがキレイに見えてきます(><)最初は仕事よりバカンス、頭の中身はモデルのデビーだったのに後半はまるきりワーカーホリック。それってデビーの成長?それとも2人が融合して新しい人格になるってこと?ジェーンの魂は消えてしまったの?その辺はシーズンが続いたら描かれることなのかも。

肝心のプロジェクトランウェイ部分は、#2でステイシーがテレビを見てました。”In or Out!"部分を見てハイジを絶賛。#6ではティムさん登場!ジェシーの夢の中、いつもの様子で語ってくれますよ♪後は#8同窓会用に(以前のジェーンが)オーダーしていたダサイドレスを「プロジェクトランウェイよ!」と言いながらリメイク、とか(笑)あの手この手できますよねー。

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