「海猿」を思い出しました。よく知らない職業(多分公務員)の新人奮闘記という意味で(笑)

そして職場の先輩に、同僚を死なせた人がいたりするのも定番ですが……この場合、死刑執行のボタンを押す刑務官がそれなのか、強姦殺人で7人殺してる死刑囚やチンピラだった死刑囚がそれなのか、事故でない死が日常過ぎる職場で怖いです(^^;;; )

死刑宣告をされている人って、刑務所にはいないんですね。まだ判決の決まっていない人達と同じ拘置所にいるんだ……。髪型など自由にしていい反面、作業労働をしたり再教育をうけたりせずに、ただただ刑執行の時を(=聞き慣れない足音が近付いてくるのを)待つ日々。それは辛い。知りませんでした。

主人公は、父親が所長だった拘置所に配属になった、新人刑務官(伊藤淳史)。
少年時代のヒーローだった先輩が、親を殺した男に復讐殺人を果たしたというニュースに
「僕なら出来ないな……」
とつぶやきます。
どうやらその先輩が、死刑を宣告されて彼の職場にやってきて、親友と呼べる仲になり、でも刑執行のボタンを押すことになってしまう(3人で押すのは、誰か1人の責任にしないためと聞いたことがあります)……そんなところまでもう見せられての第一話。

親の敵の男だけでなく、その娘まで殺したのは故意だったのか否か??などなどの真相も次第に明かされていくのでしょうか。気が重い結末になるのは目に見えていますが、意欲作として期待します。

また、他の死刑囚たちの様子は様々。刑務官がよしと判断すれば、扉を開けて個室に入ってもいいみたいだったり(首締められてましたけど 笑)、配属の挨拶にまんじゅう配ってたり、執行の間際には好物がでたり。「拘置所あるある」も楽しめちゃう!……のかなあ(^^;;;;;)
基本、拘置所内と主人公の家と酒場ぐらいしか場面がありません。それだけに、アサガオが咲き乱れる森に迷い込む心象映像は美しかったです。
香椎由宇が伊藤淳史の恋人なのは謎(笑) 

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