阿部力かわいそ~(^^;;;)
女装が変、というのももちろんですが更にキャラが意味不明。だって、キムタク社長(だかその部下だか)の意向でヒロインを騙したんでしょ? その話を聞かされて、ヒロインは社長の元から逃げたのに、なんで君はパーティーに来てるのよ?モデルに戻ったヒロインを励ましてるのよ??
その前の、ヒロインのエロダンス(あれがイメージキャラクターの仕事??)でたいがい呆れていたのに、”励ます工場仲間”の筆頭が阿部力で崩れ落ちました。だいたい再雇用が決まってるのに何故まだ女装。

「お前が欲しい」
にも、感じたのはトキメキより当惑。いきなりな上に、負債を抱えた従業員に雇用主が言うんじゃパワハラですよ(><)
まあ抱かずに本当に朝までアメンボ探していたのかも知れないけどー。どうせなら、もっと違う窮地であの高飛車な男が泣くとかすがるとか、意外な弱さをみたかったかも。

とか文句言いながらも、封印されていた笑みがチラッとこぼれるとやっぱり華がある。流石木村拓哉、なんですけどねー。

お話はベタでした。
冒頭の会議の段階でもう、ああさっきの工員がモデルに抜擢だろうなー。コインが4つの謎かけで、ああヒロインが素敵な回答を出すんだろうなー。
オープン直前にモデル辞めるとかきっと言い出すよなー。逃げた先はあの工場だよなー。と、大枠では何一つ予想が外れないベタ加減。
そうそう、地上げ屋が病気の母親を拉致=世話をしてくれるとは、なんだその親切!と笑っていたのですが、そこはちゃんと社長サイドの指示という伏線というかオチというかでしたしね。

工期を無視してダメを出す鬼社長っぷりも、実は直前にwowowで「コレクション前夜」という凄いドキュメント番組を見ちゃって、デザイナーのゴルチェ氏がショーの前日、秒読み段階なのにまだあれもこれもやり直し、モデル変えろ縫い直せここが違うと言いたい放題で、ただの視聴者ですらこのオヤジいい加減にしろとキリキリしたところなので(でも出来上がった服はもちろんどれも美しい~その結果にスタッフも報われているのが分かります)、ドラマ中のやり直しの工期なんて余裕だし、ただワンマンだっただけで、変えたら良くなった社長スゴイ!という部分がないのが片手落ちに感じてしまいました。

うーん、うーん、今さらキムタクや篠原涼子や松田翔太の恋愛模様が本当に見たいのかわかんないやー。

原作があの猟奇「向日葵が咲く頃に」の道尾秀介だという点で、予想外の展開を期待しないでもないですが。まさかビンの中の家族と会話したりはしないだろうし。 


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