「モモコさんも連れて行こう!」
とツグミちゃん(芦田愛菜)が言い出した時には、ブレーメンの音楽隊の様にどんどんと家のない人が増えて旅に出るドラマだったのかと戦慄しました!!置き引きにあって金も無い。まさか、力をあわせてどっかの悪人から金と家を巻き上げてめでたし??かと。
だからおばあちゃんが施設に連れて行かれた時には、ちょっとホッとしたりして。だよね、一緒に逃げるわけにはいかないよね。
実は、ナオ(松雪泰子)が大学ヘの再就職を蹴って逃亡するとは当初思ってなかったんですよー。新天地へとツグミを連れて(男の子のふりさせるのは止めちゃったのね)向かっているのかとばかり。なのに住所はない金はない仕事はない。この先どうやって生きて行くつもりなのかと(><)
生活苦に直面したら、やっぱりナオだってツグミが邪魔になりはしないの?
靴のサイズ、友達づきあい、トイレに行きたいかそこに紙はあるのか。ただ可愛がって食べさせるだけじゃ済まない親のお仕事がいろいろあることを、そして”親に捨てられた子”だった昔の自分も、それを上手く求められずにいたことを思い出すナオなのですが。
行方不明の彼女を家族や養母(高畑淳子)が追い始めます。
実母(田中裕子)と街ですれ違うナオ。互いに分からない……という場面かと思いきや、実母だけが気づいてこっそりと無事を喜びます。ずっと成長を見守って来たんですね??
生い立ちに謎を残しつつ北海道から東京にやってきたナオと、ツグミの明日はどっちだ??