常在戦場、犯人の狙いは伊丹刑事!!!
ラーメン屋のカウンターに毒。それが愉快犯や店への嫌がらせでなく、いつ来るか来ないのかも分からない伊丹を狙っての犯行だなんてイヤハヤ、どうやったらこんなこと思いつくのかと衝撃的な幕開けでした。犯行まで、毒ニンニクをポケットにいったい何日通い詰めていたんでしょう……。しかも結局隣の人が食べちゃうなんて。
さておき、遺恨は10年前の強引な捜査に結びつきます(えーとこの頃亀山君は、もう捜査一課にはいない頃かな。)
学生サークル内でのリンチ事件を掘り起こして、伊丹&特命のトリオが行きます。そして右京さんがヤボ用で、伊丹&神戸に!!
それぞれの後悔を語る展開なんて、旧知の仲だった伊丹&亀山では逆に難しいので、もう美味しすぎ(><)そうかー、無辜の目撃者を守ってあげられなかったことが辛かったのね伊丹ン(><)ぶん殴って捜査も、アルアル~と自然に思えるのところが巧まずしてミスリードでした(笑)
犯人役の四草兄さんもとい加藤虎之介出演も嬉しくて、逮捕されたところでうっかりもうおなかいっぱいになってしまうところでした。こういうひねた役が似合うよねーって、いやいやまだ、右京さんの推理が残っているじゃないですかー!
10年も経って、今さら殺人に踏み切るきっかけはなんだったのか? なんと妖しい謎の手紙を、バカ正直にも信じての犯行でしたよー。『もう私には余命が』で騙されるなんて!(その前に、自分の出身校の同窓会で給仕するのもどうかと思いましたけど)
学生サークル自体も出資詐欺絡みでしたし、全編騙しあいです。騙す幹部、騙された出資者。騙す準幹部、騙された目撃者。騙す神戸、騙された伊丹。
そう、伊丹の口を軽くした神戸の打ち明け話、要人警護での失敗が実は作り話だったと右京さんが暴くところで見事にオチがつきました。そうじゃないかとは思ってたけど!なんて奴だ神戸!
