ずっと観ています。
例の総菜屋のおかみさんが、出血が止まらない遺伝性疾患をもっていたことが判明(娘の怪我や、柊の元夫が関わってくる展開には引き込まれました)。となると裁判的には不可抗力だったとなるわけですが、そもそも金が欲しいわけでもなくただきちんと謝ってもらいたかったご主人にとってはそういう話じゃないはずで。
ぎこちない柊の謝罪はきちんと彼に届いたのでしょうか。
「娘の笑顔のため」とかもごもご言って訴訟を取り下げるのでは、同じ疾患を持つと分かった娘さんが罪悪感を持ってしまう気がして微妙。あのどこでも母自慢をやらかしてこの前泣かされたあの柊の息子に、今度はちゃんと優しく出来るんでしょうか(それでも、「あんたのママは人殺しよ!」とかよく言わずに我慢した、偉い!とは思いましたが。)
1話でキラキラしていた玉木くんが、疲れたおっさんになって尻に敷かれているのになんだかな。院長令嬢の婚約者でUCLAに留学ですか。個人病院を経営している玉木父には、嫁が助産師より院長の娘だった方が大喜びなのかなー。
子宮全摘の女子高生も、今頃また現れて「あの時のピースの意味」とか聞いてくるし。玉木くん大変です。
うっかりピースを返したのはそりゃ無神経だけれども、無反応で逃げてたらそれはそれでやっぱり、励まさなかったことを恨まれたはず。関わった時点でもう、刺されることが決まっていた様なものですね……でも、それを警察沙汰にせずに治めるのが本当に彼女のためなのか??少なくとも親に位は知らせないと、次に何をするのやら。
とかとか。
また出た障害児の出産と両親の納得の関連や、ガン治療と出産を両立出来るのか?と、どれか1つでも充分深い問題を次々に提示しては流しながら充分面白く、目が離せません。それだけに、盛り込み過ぎなのがもったいなく感じます。
柊の信念が周囲と対立するキャラであることは設定として重要なのですが……初期にあれだけ変人に描いたり途中でブチ壊れたりする必要は本当にあったのでしょうか。柊先生があそこまで変でなかった方がずっとスムーズに話に集中出来たのに。
ええと、当初は勝手に、柊先生がここまで壊れた原因の過去の訴訟が明らかになる話だと思っていたのですが、全然違ったのでいったい最後はどうなるんでしょう。学部長夫人の出産までは多分描くとして、24時間保育園が出来た病院で笑顔で働く柊那智……って、ハッピーエンドですか?(違)
1話の双胎間輸血症候群の親子でもまた出てきて、柊先生のおかげで幸せです!とかあの父親が言ってくれたら締まるんでしょうか?でも誰も覚えてないよね。
玉木先生の婚約は壊れそう……。