素晴らしかった!NHK歴史ドラマかくあるべし!!

時代背景と地理の適度な説明、子役から大人役者へのスムーズな入れ替わり、輝かしい未来の予言。(ええもう、どうしたって前作」天地人」と比べるじゃないですか。あれもこれも)今は貧しくとも、まっすぐな気性と才能とで頭角を現していく主人公とその仲間達を晴れ晴れとした気持ちで見守ることが出来ました。

 

昔の武家の長男は本当に偉かったんですよねー。帰宅すると母親と弟が三つ指ついて挨拶。その長男も父親にはきちんと膝を折って帰宅の挨拶。

父(伊東四朗)はすっとぼけた人に描かれていましたが、役職上の役得を決して自分に許さない面が有り、家ですればいい留学話をわざわざ県庁で他人同士みたいに交わして
「父はきっと許してくれます!!」
なんて、和みましたわー。
(子供達のチャンバラごっこにも隔世の感が。あれ現代の子がその辺の公園でしてたら、親が止めるって絶対) 

そして出て行った兄と、地元でくすぶる主人公。

優秀なだけに可哀想ですが、歩けばそのうち着く地域と海を越えなきゃいけない場所とではスタートが違うんだとしみじみ思わされますね。あの小舟!!

地元有志の奨学金はやはり選ぶ立場だから息子は候補に出来ない!ときっぱりの堅い父(真っ先に息子を行かせる人だっているでしょうに~)。兄が呼び寄せてくれて、良い学校に通い始めてホッとしましたよー。

外人にも、間違ったことは許さずに覚え立ての論文英語で立ち向かう主人公(本木雅弘)。かっちょいい♪

西田敏行のまさかの紳士っぷりもなかなか素敵です♪

 

親友正岡子規の詩才はまだ見せてもらっていませんけど(笑)、彼の元気な妹はそのうち江戸に来るんでしょうか?今ツレが原作読んでいるので、読んじゃおうかどうしようか思案中~。
1月からの龍馬にちょっと待ってもらって、もっと長くやって欲しいかもです。

人気ブログランキングへ