狙撃から犯人を守る位置に立った神戸。
監視に気づかれるも老女に愛される彼の愛嬌といい。神戸の駄目さと優秀さをバランスよく描いた回でした。面白かったし、神戸の好感度またアップ♪

事件は、ハプニング映像マニアの死。
麻薬取引でも映しちゃったか?という捜査一課の目論見とは違って、仕組まれたハプニングで妹を殺された老女の復讐でした。(でも一回目はあれ、事故というか自己防衛だよね)

捜1が捨てた筋から老女に行き着いた特命係。
「証拠がありません!」
と神戸が強硬に言い張るのもいい感じ。そうそう、前回前々回と右京さんの妄想ばかりでしたから。それでも、
”突然警察が来たのに用事を訊ねない”
のは、分かり易く奇妙でしたよね。

捜査令状を持って戻ったらもぬけの殻。
そこで、爆弾製造のサイトを開きっぱなしで置いているなんて……二度と戻らないつもりでオシャレして、喪服まで用意していた人のすることかしらと思ったり、見つけて止めて欲しかったのかなと思ったり。

いくら右京さんが怒っても、ハプニングを仕掛けた側の仲間が今さら罪に問われることも、自らの非をきちんと分かることもなさそうで残念です。この後味悪い感じも相棒らしいかな。

カバンの長さが時に邪魔になる、『水鳥ウォッチングあるある』も面白かったです。