御曹司、嘘も言えるじゃない!(しかもさすが実業家、金額が大きい 笑)見直したよ!
そして疑惑を直球で問うてきました。さあどう答えるのか静奈、イヤ志保、イヤ佐緒里は??

今回のお笑いは戸上母に持って行かれましたねー。
でもその母が、会ってみたらとても佐緒里を気に入った、と言ってくれる場面。幸せな新婚生活をつい夢見る静奈と相まって、嬉しいからこそ、そんな人を騙しているのがとても悲しい、辛い場面でした。
で、香水。
この香りで、入ったはずのない部屋にいたことがばれるのか??なんてハラハラしたのですが、それは考え過ぎだったか(笑)

しかし、姑と新妻が並んで料理する豪華なキッチン。
普通そんな妄想は嫁を取る夫や姑の方がするもので、嫁側はメンドクセーだと思うのですが(^^;;;)母がいない静奈にはあこがれなんですね。
お兄ちゃん達も、もし今親が生きていたらどう干渉して来るのかを想像して、彼女出来た?とかね、ウザイって思うんだろうなーと想像するしかないところが可哀想で、そんな何気ない会話でぐっと気持ちをさらっていくクドカンの手腕にまた脱帽です。

そうそう、功一の代わりに緊張するジョージさんも面白かった(笑)
御曹司ったら他人の話を本当によく覚えているんだよね。
以前功一がかました
「親が殺されたんです」
は、そりゃあ忘れないだろうけど。
愛する佐緒里さんの話だけじゃなく、マスターの出身がどこだとか、雑談の中で流しちゃってもいい細部までちゃんと覚えていて、今までの御曹司のキャラと相まってメチャ好感度アップ。
でもアリアケ3側にとっては困った誤算でしょうか。追い詰められて
「有田です」
なんて応える功一。
その前も、ビシビシと厳しいところをついて来られて、背中で聞いているジョージさんが固まっているというのに、平然と流す功一のポーカーフェイスに感服いたしました。
そうやって、静奈への想いも犯人への殺意もぐっとこらえて生きてきたんだね。

刑事さんに、犯人が捕まったらどうするかと問われて
「殺しますね」
即答。前回の、”良いわけねぇだろう!”に比べたら声を荒げるでもないのに、同じくらいはっとする言葉でした。もちろん内容が内容ですけどね。即答なんだもん。
刑事さんはどうするのか、と問われ返して
「やっぱり殺すね」
これって、”それぐらいの気持ちでいる”とフォローはされても、ちょっと戸惑う台詞ではあります。
刑事さんの真意は?後何回あるんでしょう…。