金つぎ。
西洋の割れ食器修理が観賞用で、毒性のある薬剤を使用するからもう料理をのせられないのに対して、椀にも塗る漆と味を変えない金での修繕は食器として使い続けられる点でも素晴らしい、ってのは何で読んだっけ。「美味しんぼ」?
(追加:「ギャラリーフェイク」でした。全巻もってるのに思い出せなかったわー)

支持気分が急降下中です。
相変わらずオープニングはかっこいいけれど、それを超える物語は全然出てきませんね。
ビル支店を断る4話、自然に馴染み何代もかけて手入れしてきたあの家屋自体を指して「料理だけじゃない」と言っていると思ってたのですが。要はおせんさんですと。
もちろんそれでいいんだけどー。
板長の存在意義は??
一日一組限定の隠れ家料亭じゃないんだから。どの部屋でもおせん+料理を堪能できるだけの時間がとれてますか??
「おせんさんを嫁にもらうようなものですね!」
と高笑いする実業家大泉さんは、普段より天パ抑えめでかっこよかったですよ。ついでに、じゃあおせんさんを嫁にもらいます!っとボケて欲しかった(笑)

そして古民家取り壊し騒ぎの5話。
何度目だ、飲み屋で立ち聞き。そしてどこの悪徳不動産屋が、地元であんなバカ話をorz
飾り立てたコンビニ料理をピンハネ不動産に例える仕掛け自体はいいとして、客観的な証拠がなさすぎて、あれだけで気を変える娘さん、謎すぎますよー(逆ギレしてしまう可能性も大では)
ここで必要だったのは、ぼったくられて欠陥住宅に泣く被害者でしょう!!

まず、業者が揉めているところを目撃するとか。娘さんが不安になる伏線をうっといてから食事会に。
おせんさんの啖呵も、生き証人の被害者さんが最後の甘味をお運びして「お、お前は…!」とか業者がひるんだところでなだれ込むとか、もうちょっと工夫が欲しいところですよ。

女大工のもたいまさこもいなせで良かったんですけどねー。家に住んでる人より、建てて代々保全してる大工一族の方が偉そうでそこも違和感。
その世界そういうものだというなら、その辺も併せて教えて欲しいものです。正直者の逸話なんてどうでもいーんじゃい!!