可愛い!ステキ!美味しそう!うひゃー、いいもの観ました。

おせん可愛い!
「わっち」だなんて一人称が浮いてない、流石の蒼井優=おせんさんが可愛いのなんの。存在そのものが魅力的。あの若さで老舗料亭を取り仕切り、使用人がついて来ている理由が納得いきます。
大豆の産地なんてどうでもいい、豆腐職人を信じてるから。和みます。
一升庵ステキ!
目を引くおせんの着物もさることながら、庭も建物も飾られた花も無造作に置かれた鉢(200万円 笑)も、そこここに溢れる何もかもが素敵!実をいっちゃうと、対決相手の料理家、なんとか先生のお洋服まで素敵(可愛い片桐はいりってことで、「セクシーボイスアンドロボ」思い出しました ^^;;;)
そして美味しそう!!
手間ひまを惜しまず素朴に作られた料理が、どれをとっても美味しそう。

老舗とレンジの料理対決だなんて、しょーもないかと思ったら、おせんさん乗り気じゃないところも新鮮でした。
ホームパーティーの後のさっぱりカツ丼&茶漬け。
「だって、 "わっち"も二日酔いで」
ってオチになるかとばかり思ってみてましたけど(笑) あの「美味しくなあれ」に勝てる相手はいませんよねー。
(つまみ食いも最高 笑)
「”手軽に早く”は作り手の都合、私は待てる」という校長の台詞もがっつり腑におちました!!いやー、頑張って夕飯作ろうって気になったりして。

主人公の若造、原作にもいたっけ?昔読んだ漫画も、ヒロインおせんさんしか覚えてないわ。とりあえず彼の目線ですんなり不思議空間に入って行かれました。月給5万円で頑張れ!

さて並んで観てる彼、料理ものなんて寝るかと思ったら大喜びで珍しく趣味が合いました。
まず主人公が辞めて来た忍者演出の日本料理屋に大受け。鉄板焼きとか、アメリカであんな店行ったもんね。NYとかにホントにありそうで怖い店ですよ。そして一升庵に行きたい食べたい、と大騒ぎ。
でも「面取りって?」「割り下?」といちいちうるさいぞ。ちょっとは料理のことを知らないと謎が多いのかもしれません。

ちなみに我が家、大根を面取りしたくずは捨てませんよ。きんぴらにしてもう一品!煮干しの頭とはらわたは取るけど、私の口の中に(笑)もったいないもん。