「携帯ヲ投ゲルナー!!」(笑)

喋るケータイとシャベルカーとの戦いに巻き込まれた主人公、危機一髪!
かっこいい大人(津田寛治)に助けられ、怪我をした彼の為に代理捜査を志願する。まったく、秘密組織の司令室といい日曜朝の特撮ですかって設定なのですが、不思議に特撮臭は薄いのでは? (変身しないからかな?)
”喋るケータイ”都市伝説を、信じる/信じないで争う警察コンビの狂言回しにもクスクス。そのうちに、彼らにもケータイ捜査官の存在が明らかになる日が来るんでしょうか。それとも、最後まで争ったまま?(笑)

家出計画中の主人公。ちょっと中川家兄似で可愛い(^^)
学校では無気力で空気でも、通りすがりの人への親切を普通に出来る子だよ、と自然に描写されているところがいいですねー。「優しいから強いんだな」という後の台詞にちゃんと生きてきます。

でも、そんな励ましで自信をくれた捜査官を1話で死なせちゃうのはひど〜い。……と思ったら、ちゃんとそこは理由が。バディ携帯(=喋るケータイ)と主人公の双方が持った喪失感/罪悪感がきっかけで「仲間意識」が産まれるんですね。
特に主人公は戻る必要はない立場。
尊敬できる大人だった津田捜査官の為だからこそ、学校さぼってまで(笑)ハイテク犯罪と戦う決意をしちゃうわけなんだし。(学校行く行かないでケータイと争う場面、独り芝居をきっちりこなしてる若者凄いよ!!クラスメートの女の子もナチュラルで上手いよね)

そしてとにかく、ケータイが可愛い!!
味方でメインのセブンはもちろん、敵方の黒いルルルーな奴もかっちょいーし、バージョンアップパーツみたいな赤いのもラブリー(><)これを毎週って、特撮技術も進んだものです。
もちろん来週もみますよー♪