シェフが消えてしまったリストランテ・バッカナーレ(何度聞いても変な名前)。
残ってもり立てよう!と忠義立てを考えたバンビも、去っていく香取や挑戦する中年3人組に触発されて自分の道を考えることに。
 そしてイタリアへ!!!

 いやー、実にバンビーノらしいラストでした♪
イタリアのレストランに手紙送りまくってやっとみつけた受け入れ先。
(食べずに決めていいのか??ともちょっと思うんだけどさ。)
一から勉強する、という挨拶がバッカナーレ初日とは大違いで、バンビの成長がよくわかりますよ。一貫してこのドラマはぶれなかったよね。毎回毎回の壁があってブレイクスルーがあって。一歩一歩大人に、職人になっていくバンビを応援してなんだか自分も元気になるドラマ。

 バッカナーレから去っていく人を、フルコースで見送る『儀式』もなかなか素敵。
そりゃ照れ屋でツッパリたい香取さんはこの儀式、好きじゃないでしょう。それに作劇としてはバンビに知らずにいてもらって驚かせたいよね。
(もうきれいに清掃も終わった厨房でまた一から作るのか??とか。食べているバンビをただ見ている仲間は大変だなーとかも思いましたが。)

 なんでしょうねぇ私、誉めては茶々入れて。つまりは手放しで100…満点ってわけじゃないんですけど。楽しくて好きだったなぁ。
 特に、今の自分に重なるところがあると強烈に印象に残りそう。
私もツレも、最後のバンビには9月からの留学する自分たちを重ねて見ましたよ。さて新生活だ!!
松本潤くんにとっても、当たり役と言われてパート2まで出来た「花より男子」のイメージを払拭する、もうひとつの当たり役だったのでは。

 原作は続いているらしいので、スペシャルや続編は十分にありそうですね。成長したバンビにまた会いたいです。