そ、そこへ戻る!?
じゃあ一話から前回までの全てが、最終回のためのただの伏線にー!! ……いやいや、最終回って本来そういうものデスね。 
 披露宴開始直後、タバコ呑んで愚痴る健ゾー達。ああ、覚えてる。ホントこのドラマ不思議なのは、どこまで脚本が出来た段階で、どことどこを同日に撮影してるんだろうってところです。
 とか冷静を心がけながらハラハラと鑑賞。

今度こそ、心にもないお祝いスピーチでなく、
「ボクは礼が好きでした」
と、爆弾発言をカマす健ゾー。ひー。こんな披露宴に居合わせちゃったらマジで、笑顔張り付けたままドン引きします。止めてよ司会者っ

 しかーし、ここで手を引いてさらっていくわけでなく、最後まで
「おめでとう、幸せになれよ」
な健ゾー。 どんだけ臆病なのか。ホッとしたけど。
 ただ上手いと思ったのは、それを聞いちゃった礼が見るスライドショーは、どれもこれも楽しく&微妙にターニングポイントな日の写真ばかり。キスもした、告白もされた、でも逃げちゃったのは自分だ、だって。
いやいや。小学校にまで連れ出して、黙ってた男よ?
ああ、あの日には後悔はないって笑顔だった礼ちゃんなのに。ずっと好きだったとか披露宴でいうぐらいならあの日に言うべきでしょ。
落ち着きなさい礼ちゃんっ

 またそーこーでー。
何故敵に塩を送るのか、多田さん(確率を持ち出したのは彼らしかったけど)ぐっと抱きしめて愛をささやいて終わりだろー!!!

 もちろん、健ゾーの後を追った礼が、ただ
『ありがとう。幸せになるね』
と言って戻ってくるという目もまぁ、ないではないんだけど。そして、強烈にそれで済ませて欲しかったんだけれども(><)

 妖精さんまで多田さんの敵だ(><)
彼が何をしたんだー。教え子が卒業するまで待てなかっただけじゃないか。

 ラスト、礼に呼ばれて振り返り微笑む健ゾーでフェイドアウト。
まあ初恋がかなってハッピーエンドなんでしょか。はぁ。
私は、会場で謝り倒す両親や、社会的信用を一気になくす可哀相な多田さんに同情を禁じ得ません(><)そしてその翌日からも、授業で顔を会わせる元新郎新婦。うわー。

(だいたい、披露宴前に入籍は済ませておくことも多いよね、新居に荷物も入っててさ……と、現実を語ってもこのドラマにはなんの役にも立たないわけですが)

 こうなると分かっててずっと見てしまった自分にため息。はぁ。
最後、過去に頼らずに現実で勝負を始めたところは良かったです。でも妖精さん、多田先生のところにも出てあげてー。

<追記>
上ではこう↑〆ましたけど、後悔する多田さんってやはりイメージ出来ません。
コメント読んだり書いたりしている間に、多田さんが諦めたのは
「今日」
結婚することだけだったかも、って気がしてきました。礼のことは正々堂々と健ゾーと競い合うってことで、翌日に普通に顔を会わせてまたプロポーズしたりしそう。