「デートではありませんっ」って右京さん、そんなに語気荒く否定しなくても(^^;;;)
あんな場末の映画館でも、きっちり身ぎれいな右京さんとタマキさん流石です。帰りに一流レストラン寄れますね。

 そして『偶然にも』殺人!えーっ。
シーズン重なると居合わせ率も高くなって『偶然』そのものが不自然ですよね。
 でも現場は映画館、目撃証言を取るのにも、すぐさま封鎖しての身元記録は必要だし。
ビデオ化もDVD化もされていない幻の名作「海峡の虹」を、見た上で話の出来る人が是非にも必要だし。
 物語上『偶然』が結構『必然』だったので、気にしないことにしておきましょう。
「なにせ第一発見者なもので」
「なにせその部下なもので?」(笑)

 傲慢な監督の、失意で孤独な死。
 ちょっとだけ意外な人の、思いやり溢れる犯行でした(プチ高瀬舟。でも妻でもないのに思い入れ過ぎだよね ^^;;;)

 うーん、いくら上映館で殺されたからって、40年50年前の作品に絡んで今更恨みがどうこうってのもねぇ。それより、飲み屋のツケを調べた方がよさそうなんですが。

 それに包丁でぐっさりって、ちゃんと肋骨避けて心臓刺すのって難しそうだけどなー。
かといって喉笛じゃ血飛沫とぶし、後ろから首絞めるんじゃ納得づくな感じにならないし。いっそ薬。それじゃ計画性が高くなるし。
 あれ、じゃあ包丁はいつ決意して用意しましたか? うーん。

 動機も前述の様にかなり無茶ですが、それを隠そうと庇うのもまたわからない。
いっそ3人別々に自分がやったつもりで、別々に隠すから3人ともあやしい、みたいなつくりにならなかったのでしょうか。 

 また映写室の2人が、「物証」「物証」と言い重ねるのが変な感じで。素人さんは普通に「証拠」でいいじゃないですか。

 なんども流れる作中映画など凝った作りで、楽しんで作った感じはするんですけど何か違うわ?。まぁこれも「山あり谷あり」の谷かな。とても好き、という人がいてもいいとは思いますが。

次週でいよいよ、楽しかった5thシリーズも終わり。2時間スペシャルで何が起こるのか!6thもやっぱりあるのか??
楽しみなような哀しいような。