華麗なるカレーパン!放映日にスーパーで山積みになっていて、つい買っちゃいました。結構おいしかったですよ。

 ……正直、ドラマよりカレーパンの方が評価出来るような。(^^;;;)

 やたら音楽が壮大で、凄いもの見てる感はあるのですが1時間半もかけたわりに中身ないですよね。
便利なナレーションはなんでも解説しすぎだし!(主人公の苦悩は、表情や背中で見せてよね) それでいて、溶鉱炉で起きた爆発が、未曾有の事故なのか日常茶飯事なのかがさっぱり分からない(大したことないなら長々ひっぱるなよ)

 まぁ主人公鉄平(キムタク)が、お仕事頑張ってるのは分かった。
でもパートのおばちゃん(50代)の間では『あの時代なら七三分け』という意見が圧倒的です(^^;;;)だよねー。40年も前のサラリーマン見てる気分にはならないもの風貌と言い喋り方といい。それとも、神戸の富豪の坊ちゃんはあれでいいのでしょうか。

 そして鉄平の父親が現役(^^;;;)なのと、祖父似と評判の鉄平が爺ちゃん子どころか、祖父と母の不義による「爺さんの子」なのも分かった。だったら鉄平ももっとお盛んでも…じゃなくって。
 鍵になる祖父の肖像画が安っぽいんですよ。何度も映るんだからもっと重厚に、年齢を重ねたらこんな風って貫禄つけて描けなかったのかなぁ。

 まぁこの先の、金融再編成による激動や、高炉建設がどうなるかとか、鉄平と一族の決裂とか、見所はたくさんありそうなので次も見ますけどね。
「白い巨塔」のワクワク感を思うと、この構成はちょっとのっぺりしすぎなのでは。

 ところで銭高常務!そう西村さんは完璧でしたね♪
こういう脇から支える実務派な部下はぴったりじゃないですか。無茶いう坊ちゃん上司の代わりに先方に侘びをいれたりして。でも、坊ちゃんは非常識な決断をするんですよ!
ああ、苦労してますね。
鉄平につきそう役どころ、次回から会社の場面が増えたら出番多いかしら、その辺楽しみです(^^)