楽しかったけどねぇ。
『着て帰る』だけはアリエナイ!!

 だって堺雅人じゃないけど、どうやって脱ぐつもりだったの。独り暮らしなのに。ていうか、背中のジッパー半開きで外歩くのは平気なんだ??
『どなたか女性を呼んで下さい』
って店で言えよ、大人ならーっ(分かってますよ、どうせドレスでウロウロする姿で面白がらせたいだけなのは。でも、そこを上手くこじつけてナンボじゃないですか)
 それと、エビを冷蔵庫に入れて。早く。

 その後の”自分の漫画みたいなカッコの女”=ファンのストーカー という勘違いはアリで、軽く笑いましたけどねぇ。
 ハッピーバースデーで誰も「月山」と名前を思い出せずに誤魔化すところとか。

 あーでも、それぐらい双方接触がなかったわけだから。釈由美子がわざわざ4人それぞれを評して長々悪口言うところなんかとっても不自然。印象的だったのは、お茶入れてくれた『ヤクザのおじさん』(寺島さん、素敵・笑)ぐらいで、他は何人かいたなぁ、ぐらいじゃないですか?

 漫画もなぁ。バレエで格闘系?
和田慎司「スケバン刑事」がいまだに映画になるぐらいで、男が少女漫画描いたって別にいいじゃないですか。そういう内容なら。
 本当に性別を隠しておきたいのは、リリカルらぶりーな「ハチミツとクローバー」的ふわふわな絵柄の場合でしょう。その辺のセンスがないよなぁ。
 おまけに、半年で辞めた編集もたくさんいる……なら、累計何人もが正体を知っているわけで、この情報化時代に隠しておけるもんかそんなヒミツ(編集長も過去に接触があった様子だし・笑)

『新米編集者なんかには、花園先生はお会いになりません!』
とかなんとか、隠しに隠されてたのにヒロインだけが知ってしまった……ってしてほしかったですよ。

 それでも、部屋に月山(釈)だけで残された展開で、そうかーと。
何かの拍子で花園ゆりこの作品を読みだして、感激しちゃって、挫けちゃダメだって立ち直るんだなーと。
勝手に推測したのにそれも外れて、結局マンガの中身なんてこのドラマではどうでもいいんだなと思うとまた脱力だし。
 ついでにびっくり箱も、適当な箱からカエル飛び出すぐらいの破壊力を期待したのに、薔薇飾りの箱は普通に綺麗で、おもちゃが飛び出したぐらいがなんだっちゅーねん。

 とかとか、文句はこれでも抑えめなぐらいでツッコミ所限りないのですが。じゃあつまらなかったかというと、最初にも書いたように何故か楽しかったんだこれが。
 釈由美子は可愛い。寺島・要・堺・えーっと「医龍」で長髪だったあの人と、男性陣も結構好み。

 どーせテキトーなドラマなんだからと、こっちもゆるゆるフトンに潜り込んでおしゃべりしながら楽しみます(^^)