うおおおおおおお泣いちゃった?!

 薫ちゃんの優しい嘘にはもう慣れっこですけど、真に受けた高岡刑事の表情でもう一緒に感極まってしまいました。(こちらもプロの仕事ね?。)娘さんまで、過去を水に流して嘘ついてくれた日には…おおおおお
 そうなると逆に、すっかり元気になって『犯人に会わせろ』とか言い出されるのも心配で…容態急変の知らせにホッとしてしまいました。すみません。(あれって絶対、興奮したのが障ったよね)

 迷宮入り寸前事件。
時効まで一ヶ月…ときたら、担当刑事が入院しようが捜査中だろうが、真犯人の気持ちが騒いでも自然かと思えて、『何故急に』という右京さんの疑念はちょっとこじつけ気味?
 また、何故アヴェマリア?とか。
 早朝のクラシック番組ラジオが聴取率高すぎ!とか。
 社長、赤いリボンは気付いたなら外そうよ、とか。(凶器と知らないまでも、会社を連想させるのだし)
考えていくと穴はポコポコ開いているんですけどねぇ…。何故か押し切られてしまいました。

 すぐに狂言を見破られた元婚約者も、変に高岡刑事を恨んでいるわけでもなく、警察側も彼への容疑を蒸し返すことなく、右京さんに謝罪させる流れは 収まりのいいものでした。(職場でなのが玉に瑕)
 その後一度使えないと思われた防犯カメラ映像からの、タクシー割り出しは見事!

 毎度おなじみ捜1とのやりとりや、ヒマか課長、鑑識さん、右京さんの底意地悪いお茶目と、もれなく取りそろえられた小ネタも暗い物語のいいアクセントでした。

 ただ、現場に駆けつけたお父さんの心境は…誰だとか、見られていたとかじゃなくってさ…
『息子がやっぱり生きていたのかと』
思って欲しかったですね。
(ていうか、その後も殺人を重ねていそうだったので、その線が否定されてホッとしましたよー。)

 無駄に美形な犯人と、微妙(失礼)な刑事の娘さん。
『刑事の嫁だけにはさせない』
と、父上は一課の刑事を牽制していた模様ですが…案外これをきっかけに、伊丹んとくっついちゃえばいいと思うよ!!