やっと見ました家族。何コレ、面白!

 てっきり竹之内豊と渡哲也は父子だとばかり思っていたので、解雇する方される方、リストラが絡む仲の他人だったとはびっくり。
とはいえ図らずも子供を挟んで再会してしまった2人が、夕飯一緒に食べたり、謝ったり説教したり料理習ったり・・・いやー和みますねぇ。
  2人とも、低い声で穏やかに話すんですよね、その横で子供が寝ている図がとても落ち着きます。

 もちろん本筋は離婚騒動で、夫婦の絆の行方も気にはなるんですけどねぇ。
そっちはどうしても、自分で選んだ絆なわけだから・・・・双方自業自得というか。
こちらも保育園利用者として、もっと社会資源を、ベビーシッターでも幼稚園ママ友達でも無認可保育園でも利用すればいいのに〜等々、考え出すと細かくめんどくさくなってきちゃって。

 それより、自分で境遇を選べない5才の可愛いゆうとくんの大親友しんちゃん(渡哲也が!!)と、パパとの友情の芽生えを見ている方が楽しいです。
 どんどん父親らしくなっていく竹之内パパの好感度、急上昇!!
・・・となるとやっぱり、家出前に彼をこう変えられなかった奥さんにも、責任と問題がある様に見えちゃうもんねー。父親として無能だと言えば言うほど、『そんな奴に子供まかせたのか』と、奥さんの株が下がっていく不思議。

 「ドラえもん、なんだって」な最低弁当、画面に出さない演出は上手いなと思いました。最後で誉めてた弁当でアレですから・・・どんなに以前が酷かったのか・・・想像無限大(^^;;;)