良くできたイイ話。

 つまり、ほのめかしたコトは必ず起きるワケで
ろうそく=火事
ヒミツの場所に行く=行方不明の時はそこ
疲れている=事故る
 etc
やっぱりねぇ、と物語が進んでいくのが、慣れていくととても心地よいかも。

 病弱な娘に執着する母親に『ミュンヒハウゼン症候群だったりして』(=周囲の気を引くために子供をわざと悪化させたりする)なんて心配しましたけど、この優しい世界で、そんな分かりにくいことは起こらない起こらない。

 そして、家族は南の島の風景が気持ちよくて見ているというのですが私は、声! コトー先生のベルベットボイスが聞きたくて見ています!!柔らかく優しい声に惚れ惚れ(前シリーズでは何も思わなかったのになぁ。私疲れているのでしょうか ^^;;;)
 メスを逆さに差し出し、気絶一歩手前という役立たずのナースも決して声を荒げず、むしろ彼女を励ましながらの緊急手術ですよ。どれだけ心が広いんですか先生!
 ああ、あんな声で愛をささやかれたい。

「アヤカさんは・・・僕にとっても大事な人なんですから」キャーッ
なのに速攻で「医者として」なんて付け加えちゃって、コトー先生!!腰が引けすぎですよ!!