7才の常識をバカにしているぞ(^^;;;)
そしてアリゾナ住民からも苦情の電話が殺到しそうな勢いでしたが。そんな勘違いな藤木直人が、なかなかどうして、カッコイイじゃないですかー!!

 タイトルの「ギャルサー」ってのは、ギャルのサークルなんだそうな。
ああいう娘も集うんだ。そしてその中で上下関係だの派閥だの。だったら家に帰って学校行って部活動するのと何が違うんだって感じですけど。

 で、そんな『インディアンの娘達』の中から『いもこ』を探すため、アリゾナから空飛んできたシンタロウ『日本常識7才』カウボーイが巻き起こす大騒ぎー!

 毎度倒れる薬局の棚、カエルの魔像を破壊(^^;;;)、公園にテント&焚き火、獣の罠に人間がかかるかかる・・・と ひとつひとつはお笑いコント風ですけど。
渋谷商店街のオジサマ達に生瀬さん温水さんといった芸達者を揃え、野外ロケで渋谷の街を取り込んで、結構ちゃんとコメディーかも。
「食べることおろそかにするの、良くない」  
「規則と市民 どっちを守りたいのか」
「悪い娘。 ひとに死ねという」
等々の正論が気持ちいいです。
(それにしても、彼が焼いてたの何の肉??)

 終盤、「悪い娘」をビルから逆さ吊りはちょっとヤリスギじゃーんと思いましたけど、 彼女が自分で言った『渋谷のルール』
=「ウザイ、シネという でも本気じゃない」
に、ちゃんと則ってですから!めでたしめでたし。

・・・これでタイトルが「アリゾナ・ダンディー」だったら、次回のシンタロウは別の悪事を退治でしょうけど、「ギャルサー」ですから・・・・またもや、ギャルの揉め事の相手なんですか?

 うやむやに同居されちゃってるお巡りさん(佐藤隆太)の今後が一番気に掛かるかもです♪