不自然な笑顔、サイコー!!!

 それと、時折妙に腰を落として歩くあいちゃん。1話で何度もぺったんこ靴が映ってたっけ。踵の高い靴は慣れていない設定の様です。話にどう活きてくるのかな。

「記憶喪失っていうの、本当なの?」
ズバリ(一番に・笑)当てちゃう和久井ちゃん。
でも、だからどうこうとか理由を聞くとかじゃなくて、
「私ってスゴーイ♪」
だって(^^;;;) 挙げ句に、なんかいい感じだから黙っててくれるって。そうか、これをさせたかったから不思議ちゃんな設定なのか。ある意味自然な流れです。

で、本当に生まれ変わったら?と言われた洋子@あいちゃん、家に戻って練習してみる笑顔の不自然なことー!またそこに帰ってきた幸せオヤジの笑顔の、24時間体制で既に素顔と化していることー!対比がたまらんです。

そして、小学生組に一週間お弁当を持たせる役をあいちゃん自ら買って出る!!えー、この人の料理って激マズじゃなかったっけ??
でも、前の晩から大格闘して、結構立派なお弁当が出来上がるんですよー。もう見ていて嬉しいやらホッとするやら。

 ところが、残してくる子供達。えーっ。
美味しいからパパにもとか、犬にあげたいとか、理由を待ちかまえたのにスルー。残りはただゴミ箱へ(><) 毎日研究して悪戦苦闘して、でもやっぱり残されて、この際買ってきた弁当を詰め替えちゃおうかとまで思ったりするあいちゃん。
 そこまでに、恒例:洋子のありえない不幸な過去(弁当箱を開けるとパンが一個ポン!!)だの、女医さんのお弁当の思い出話だの、ウザイ八木沼君の告白と公開捜査の却下だの、細かなエピソードがぱらぱらと振り掛けられて、物語の方もおかずたっぷりに弁当箱に詰まっていきますよ。

 だから最後の日、持ち帰った弁当箱を手にあいちゃんが固まっただけでもう、キターッ!!
女医さんの思いでみたいに、振ると箸がカラカラ鳴る空っぽのお弁当箱!!これだけでウルウル泣けちゃって胸一杯ですよー。
 しかもさ、最初ッから美味しかったけどただ量が多かったんだって!だよねー。最初の弁当箱みたときにお父さんの分も作ってんのかと思ったもの。

 嬉し泣きで走り出た洋子を、おいかけてくれる玉置おじさん。
つかまえてくしゃっと頭を撫でてくれる手は、幼い頃に憧れたよそのお父さんの様。なんだか洋子、この家で子供に戻ってもう一度育ててもらってるみたい(^^) 。
 そして洋子は『あいちゃんのままでいいよ』と、まだしばらく家族の1人で居られる様子。

 と、思ったら身元判明だよ!!どうなるー!!
来週は「いっぱい愛されてる」本家あいちゃんと再会?も楽しみです。

 相変わらず玉置さんは女医さん相手に死ぬ死ぬ連発してまして、死期は動かせない様子。でも、お話し全体のトーンはコメディなんだよねぇ。本屋でしゃがみこんで料理本メモる菅野美穂、たまらなく可笑しいもん。お弁当を作る台所から響いてくる「おわぁ」ガラガラーって定番の大騒ぎもツボです。
 それでいて泣かされちゃうんだから、見ていて忙しくて1時間アッという間!

 それからね、今週の土曜家族に持たせる弁当に、気合いが入りそうですっ