仙崎とカンナちゃん、どうしていつも立ち位置が遠いんだろう。並んで座ってても遠いよね。恋人同士ならさぁ、もちょっとキュっとくっついて立つとか。手を握るとか!
 ・・・橋の上でまーくんを語る時も、2人出会った場所でいい感じで語らう時も、会話よりひたすら遠さが気になるのでした。
 初々しいのはいいんですが(実質初対面がラブホのくせにー)、その割に出産や殉死報告に居合わせたり、訓練地まで来ちゃったり、してることはまるで「妻」だよね??

 前回、サブタイトルに「死す!」は驚きました。
でもまーくんのコミカルな一面に突然スポットがあたったりして、演出がもう”この人死ぬよ?”状態でしたから、最初から堂々とネタバレしてもらったおかげでしらけずに済んだのかも。
 いくら船長救出に気を取られていたからって、銃口に背を向けて無防備に立つってあり得ないんですけど。ほら、もう死ぬの決まってる人だから・・・・(合掌)

 そんないわば『お約束』よりも、今回、気丈にふるまう妻尚子さんで泣きました。それから書類。
まーくんの死亡より、出産の方が何分か先だったんですよ。このわずかな違いでもきっと、残された娘さんがこれから生きていくには大切なことだろうと思うと・・・ああ、また涙滲んできた(><)

 バディを再び失って気落ちする仙崎。
目の前で辛気くさい顔されるのそりゃ嫌でしょうけどね、身近な人の死を送ってひと月もたたないのに「いつまでそんな顔」云々やいやい言われたらたまりませんよね。それよりも誰か隆太くんに、
「仙崎は、ここで訓練中にもバディを亡くしてるんだ」
といってやる方が先かと思いますよ。
(映画版で食堂にいた妙にダンディなおばちゃん、出番なのにー)
で、あの時ちびバディくんの亡骸に誓った潜水士への熱い想いを思い出す・・・・だけだってドラマになったと思うけどな。
一年間で2人、バディに死なれた男。『バディ殺し』とか影で言われそうです。

 しかし・・・映画版でも思ったんですけどね。
20kgを持ち上げる、でしたっけ? 必要最低限とされる項目を何度も失敗し、気力とまぐれでやっと合格するような潜水士・・・・自分の救助に当たられたらと思うととても嫌です。軽々こなせるまでは仮合格、とか出来ないんでしょうか。