風の丘ホーム、涙の解散・・・・かと思ったら、子供達泣きません。

 ずっと泣き虫だった小雪先生も、
「一番泣きたいのは子供達なのに」と過去の自分を反省。別れじゃなくて出発なんだから・・・と涙を封印して笑ってお別れです。

 でもね。それで本当にいいの?・・・とばかりに、次郎が泣きましたよ!

「子供なんだから泣けっそんなに早く大人になるな」
いやもう、次郎にしか言えない台詞です。イイ奴だなぁ。

 小雪や堺雅人じゃ引き出せないモノを次郎なら子供達から解き放てるんですねぇ。だって先生じゃないから。

 全体を見ると、ホーム存続に手を尽くしたとは全く思えないし、監督との会食は夕飯にしてもらえば充分間にあったし、穴だらけなんですけど、まぁいいです。
 次郎の涙にはカタルシスがありました。

 直球で皮肉いいまくって去った堺雅人も良かったなぁ。
 終盤、
「大事なことには最後に気付く」
という小雪のセリフ。最終回で恋に気付くような伏線でしょうか??地味だけど、ひっかかるセリフだったので深読みです。